【VTJ】修斗vsパンクラス王者対決は接戦の末、菅原が制す

2015/09/13（日）UP
（最終更新：2015/10/08 13:41）

eFightの試合動画 試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▼第7試合　135ポンド（61.2kg）契約　5分3R
○佐藤将光（坂口道場一族）
判定2-1　※29-28、28-29、29-28
●安藤達也（TRIBE TOKYO M.M.A）

　テレビ東京で放送中の「ROAD TO UFC JAPAN」で行われている日本版TUFフェザー級トーナメントに選ばれた安藤が参戦。3戦3勝無敗の戦績を引っ提げ、TUFトーナメントの1回戦では石原夜叉坊と対戦したが、この一戦で初黒星を喫した。今大会からバンタム級に階級を変更。

　佐藤は、今年5月の修斗では佐藤ルミナの愛弟子で元修斗環太平洋ライト級王者・土屋大喜を僅か1RでKOし3連勝中だったが、7月のROAD FC日本大会で判定負けを喫し、こちらも連勝がストップ。再起を懸けた者同士の一戦となった。

　1R、両者とも軽快なステップを踏みながら牽制し合う。安藤は佐藤をケージに押し込むとバックハンドエルボー。佐藤のパンチにバランスを崩すが、すぐにタックルで佐藤に尻餅をつかせる。立ち上がった佐藤を今度は完全に寝かせた安藤だが、佐藤はすぐに立ち上がる。安藤もすぐにテイクダウンを奪う。

　2R、突っ込んでいった佐藤がパンチを連続ヒットさせると、安藤も負けじと前に出てパンチをヒットさせる。ケージ際での攻防から離れると、安藤が左右フックを連打。もらった佐藤だが、テイクダウンを奪う。すぐに立ち上がった安藤へ佐藤がパンチを見舞うと、安藤はタックル。安藤はかなり疲労が見える。

　3R、佐藤がパンチを連打して前へ出る。安藤はタックルし、リフトアップしてマットに叩きつける。すぐに立つ佐藤。タックルに来た安藤の顔面にカウンターのヒザ蹴りを見舞い、さらにパンチで攻める。安藤もパンチを打ち返してタックル。またもリフトアップしてテイクダウンを奪う。佐藤をケージに押し込み、試合終了。

　大接戦となったが、判定2-1で佐藤が勝利を収めた。

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▼第6試合　155ポンド（70.3kg）契約　5分3R
○川名雄生（SHINWA MMA ACADEMY）
KO　3R 2分26秒　※グラウンドパンチ
●中村大介（夕月堂本舗/元DEEPライト級王者）

　元DEEPライト級王者・中村がVTJに初参戦し、川名と対戦。中村は動きの止まらない寝技を得意とし、特に腕ひしぎ十字固めで所英男ら強豪から一本勝ちを収めている。対する川名は修斗で5戦無敗の新鋭。中村はトレードマークだったレガース（シューズにスネプロテクターが付いたもの）を着けていない。

　1R、両者フェイントをかけながらのパンチを放つ。川名がタックルに入り、抵抗する中村をテイクダウン。

　中村が立ち上がると右フックを見舞う。再び組み付いてきた川名に中村は首相撲からヒザを突き上げるが、テイクダウンを奪われた。

　2R、パンチの打ち合いから川名が組んで寝技に持ち込む。立ち上がった中村とパンチを当て合い、川名がまたもテイクダウン。立ち上がった中村がヒザ蹴り、右アッパーをヒットさせるも川名にテイクダウンされる。

　3R、両者ともかなり消耗している中、バランスを崩した中村が後方へ一回転して立ち上がる。

　そこへ川名がパンチを見舞い、中村はフラフラに。さらに川名はバックからのスリーパー、ヒジ打ち連打。上からパンチを連打したところでレフェリーがストップした。

　川名はマイクを持つと「もうこれ、世界タイトルに挑戦していいでしょう。次は修斗世界タイトル挑戦お願いします」とアピールした。

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