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【Krush】中島が防衛成功「K-1王者目指す」

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2015/10/04(日)UP

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中島(左)は三日月蹴りのようなミドルを山内(右)に突き刺す

グッドルーザー
「Krush.59」
2015年10月4日(日)東京・後楽園ホール

▼第9試合 メインイベント Krush -70kgタイトルマッチ 3分3R延長1R
○中島弘貴(バンゲリングベイ・スピリット/王者)
判定3-0 ※三者とも30-28
●山内佑太郎(HALEO TOP TEAM/挑戦者)
※中島が初防衛に成功。

 両者はこれまでに2度対戦し、2009年9月22日の初対決では中島が判定勝ち、2013年3月20日の再戦では山内が2RでKO勝利し、イーブンの結果に終わっている。中島は今回が初防衛戦。

 1R、中島が強い左右のローで前に出る。対する山内もローとミドルを中心に蹴り返すが、当たった瞬間のインパクトで、中島の蹴りの方が印象で上回る。中島はローに加えて左右のミドルを蹴り始め、試合の主導権を握った。

 2R、中島は変わらずローとミドルを中心とした攻め。次第にローを効かされた山内が、下がるシーンが増えていく。前に出て左右のミドルを放つも、スピードも無く、中島の動きを止めるには至らない。中島は終盤にも右ローを効かせ、さらに三日月蹴りのような左ミドルを当てていく。

 3R、逆転を狙い、前に出ていく山内。しかし中島は左右のハイで山内の前進を止め、プレッシャーを強めていく。中島が距離を詰めてパンチを放つと、山内はバランスを崩してしまう。最後までローを蹴り続けた中島、山内の反撃を振り切り、試合終了のゴングを聞いた。

 判定は3-0で中島。初防衛に成功した王者は、試合後のインタビューで「山内選手には1度倒されているので、今回は自分が倒したかったけれど、山内選手の気持ちの強さを感じた。こういう試合をしていたらダメだが、Krushのチャンピオンとして、K-1の世界チャンピオンを目指したい」と語った。

 


佐々木(左)がハイキックを寺崎(右)にヒットさせる

▼第8試合 セミファイナル Krush -65kg Fight 3分3R延長1R
○佐々木大蔵(チームドラゴン)
判定3-0 ※30-28、30-28、30-27
●寺崎直樹(Booch Beat/元Krush -65kg王者)

 今年に入ってから2連敗と結果が出ていない佐々木が、浮上を懸けて元王者・寺崎と対戦。普段は-63kgで試合をしている佐々木だが、今回は-65kgでの試合となった。

 1R開始早々、飛びヒザを狙った佐々木。これはかわされ、以降は両者がローで探り合う展開に。寺崎はローを蹴ってから右のパンチを狙うのに対し、佐々木は寺崎が中に入ろうとすると前蹴りを打つ。

 2R、またも開始直後に飛びヒザを繰り出してから攻める佐々木。一方で寺崎がローと前蹴りを放ちながらプレッシャーを強め、佐々木をロープに詰めてからパンチを放つ。

 しかし佐々木も寺崎のパンチをディフェンスしながら左ヒザ、左ハイと足技で対抗。寺崎もこれをブロックするなど、互いになかなか決定打がないままだったが、次第に佐々木の左フックのカウンターと、右ストレートが細かく当たり始める。

 3R、やはりここでも飛びヒザからラウンドをスタートさせた佐々木。ここで寺崎は右マブタをカット。距離を詰めてパンチを放つも、佐々木がヒザ蹴りとプッシュで寺崎の距離にさせない。

 なおも寺崎が距離を詰めたところで、佐々木の右クロスがヒット。寺崎が腰を落としたところに、佐々木がさらに右をフォローしてダウンを奪う。

 立ち上がった寺崎にはダメージが見られるも、再開後になんと寺崎が右ストレートで佐々木をグラつかせる。ここから佐々木は左ミドルと左ハイを中心とした攻撃に切り替え、寺崎の猛攻を振り切った。

 判定は2人のジャッジが2ポイント差。ダウンのポイントで佐々木が勝利した。

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