【WSOF】岡見勇信、フィッチの手堅い戦法を崩せず
WORLD SERIES OF FIGHTING
「WSOF 24」
2015年10月17日(土・現地時間)アメリカ・コネチカット州
フォックスウッズ・リゾート&カジノ
▼メインイベント ウェルター級 5分3R
○ジョン・フィッチ(アメリカ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●岡見勇信(和術慧舟會東京本部)
UFCにレギュラー参戦して7年間活躍し、MMA(総合格闘技)のメジャーリーガーと呼ばれた岡見。2014年3月からはこのWSOFに参戦したが、ミドル級で連敗を喫して今回はウェルター級に階級を下げた。対戦するフィッチも元UFCファイターであり、これまで日本人とは宇良健吾、弘中邦佳、郷野聡寛と対戦し、いずれも勝利を収めている。この試合はメインイベントで行われた。
1R、打撃の攻防からフィッチがタックル。岡見がケージを背にしてテイクダウンを防ぎ、体勢を何度も入れ替えてお互いに相手をケージへ押し付ける。ブレイク後、今度は岡見がタックルに行き同じ展開に。
2R、フィッチの右ストレートに岡見が後退、そこへフィッチがタックルを仕掛けてついに岡見をテイクダウン。岡見は立ち上がって離れると、アッパー、左ストレートを放つが、フィッチがタックルで2度目のテイクダウンに成功する。立ち上がろうとする岡見を抑え込んだままラウンド終了。
3R、パンチで前に出た岡見をフィッチがテイクダウンし、上のポジションを奪ってパンチを打っていく。岡見はすぐに立ち上がるが、フィッチもすぐにタックルで岡見をテイクダウンする。このラウンドも抑え込むフィッチ。岡見が立ち上がるとすかさずバックを奪い、寝技へ持ち込む。
岡見は下からフロントチョークを仕掛けて絞めあげるが、フィッチは首を抜いて脱出。バックを奪い、続いてマウントポジションに。最後までいいポジションを奪い続けた。
判定は3-0でフィッチの勝利。目立った攻撃はなかったが、テイクダウンを成功させ有利なポジションを奪い続けた。岡見はウェルター級転向第一戦を勝利で飾ることが出来ず、これで3連敗となった。
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