【蹴拳】工藤勇樹、韓国新鋭をKOで下し初戴冠
▼第15試合 セミファイナル 蹴拳ムエタイ 53kg契約 3分3R延長1R
○ユン・ドクジェ(韓国/韓国ムエタイ協会フライ級王者)
判定3-0 ※29-27、29-26、29-26
●貴・センチャイジム(センチャイムエタイジム/WMC世界フライ級王者、MuayThaiOpenフライ級王者、元NJKFフライ級王者)
三冠王・貴の相手ドクジェは五冠王・加藤竜二とドロー、元REBELS-MUAYTHAIフライ級王者・小笠原瑛作に判定負けを喫しているが、いずれも好試合でREBELS軽量級のツートップを苦しめた23歳。67戦34勝23敗10分の戦績を持つ。
1R、じっくり構える貴に対し、ドクジェは右ロー、左ハイ。貴は首相撲でヒザを 当て優位も、ドクジェの蹴りでバランスを崩す場面も。2R、プレッシャーをかける貴はドクジェのパンチ連打を遮断し組み付くと首相撲からヒザ蹴り。ドクジェはミドルで距離を取ろうとするが、貴は首相撲を積極的に仕掛けてヒザを入れる。
3Rも貴が首相撲を仕掛けヒザを連打。さらにドクジェを浴びせ倒す。劣勢のドクジェだったが、右ストレートを当てダウンを奪う。立ち上がった貴はガンガン前にでてきたところで、ドクジェが回転ヒジで追加のダウン奪取。貴は巻き返しを狙いプレッシャーをかけるが、そのままドクジェに逃げ切られ試合終了。ドクジェが判定勝ちした。
写真:蹴拳プロモーション
▼第14試合 蹴拳ムエタイ 日韓国際戦 スーパーフェザー級 3分5R
○津橋雅祥(エスジム/蹴拳ムエタイ・スーパーフェザー級王者)
判定3-0 ※50-47、49-47、50-49
●クァク・ジンス(=KWAK JIN SU/韓国)
今年7月に蹴拳タイトルを獲得した津橋が、王者として初戦を迎えた。対戦相手のジンスは12戦8勝(4KO)4敗の戦績を持つ19歳。
1R序盤から津橋が左ロー、左ミドルと蹴りを上下に散らし主導権を握る。
2Rには、津橋の左ローでジンスは棒立ちとなり、戦意喪失かと思われるぐらい消極的な姿勢に。津橋が首相撲を仕掛けると、ジンスは左右フックを振り回す。3R以降も津橋が主導権を握り、左ハイ、左ローを入れて行くが、ジンスはタフネスぶりを発揮し倒れない。
ジンスは倒れた津橋の背中にヒジを落とし(イエローカード)、4Rには蹴り足をキャッチし強引に倒すなど荒々しい攻撃も見せる。ジンスがパンチ勝負に出ると、津橋もパンチで応戦。最終ラウンドも津橋ペースのまま試合終了し、津橋がフルマークの判定勝ち。
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