【蹴拳】工藤勇樹、韓国新鋭をKOで下し初戴冠
蹴拳プロモーション
「蹴拳27」
2015年10月25日(日)東京・ディファ有明
▼第17試合 ダブルメインイベント第2試合 蹴拳インプレッションルールライトヘビー級王座決定戦 3分5R
○工藤勇樹(エスジム/元WPMF日本ライトヘビー級2位)
KO 5R1分55秒 ※左ヒザ
●チェ・ジェウン(=CHOI JAE WOON/韓国)
※工藤が初代王者に
工藤は強打のパンチ力に加え、トリッキーな攻撃を得意とするエスジムの秘密兵器。中国の武林風、GLORYといった大舞台も経験しており、今年4月のFG旗揚げ大会では格上の桜木裕司を破る金星を上げた。念願の初タイトル奪取なるか。
対する新鋭ジェウンは19歳と若く、戦績は8勝(1KO)1敗とキャリアは浅いが、韓国人特有のフィジカルの強さで王座獲りを狙う。
1R、序盤はジェウンの大振りの左右フックをもらう場面があった工藤だが、右ミドル、さらに伸びのある右ストレートを返していく。
2R、ジェウンのパンチの連打を耐える工藤は、首相撲から一発のみ攻撃が認められる蹴拳インプレッションルールの特性を活かし、首相撲からのヒザ蹴りを何度も仕掛けジェウンのスタミナを削る。
3R、疲れを見せ始めたジェウンは手数が減り、工藤はプレッシャーをかけながら右ストレートで追い込む。
4Rには、ルールで禁止されている組み付きをジェウンが何度も仕掛けレッドカードが2枚(減点2)。後のないジェウンがパンチ連打を見せると工藤も応戦。
5R、工藤が距離を詰めて掴んでのヒザをボディに。続けて左ヒザを出すと、これがジェウンの顔面を捕らえKO勝ちとなった。
初戴冠を喜ぶ工藤は「2RKO宣言しましたが、相手は強かったです。これからはチャンピオンとして蹴拳を盛り上げていきたいと思います」とアピールした。
※この試合の速報動画(3R~5Rまでノーカット)はこちら
▼第16試合 ダブルメインイベント第1試合 蹴拳女子フライ級タイトルマッチ 3分3R
△松田玲奈(y-park/蹴拳女子フライ級王者、J-GIRLSフライ級王者)
ドロー 判定1-0 ※29-28、29-29、29-29
△難波久美(契明ジム/J-GIRLSフライ級3位、日本チャクリキ協会バンタム級女子王者/挑戦者)
※松田が初防衛に成功
両者は2013年11月にJ-GIRLSのリングで対戦しており、松田が延長戦の末に判定2-1で勝利している。2年ぶりの再戦となった。
1R、松田は左ミドル、前蹴りを積極的に出し距離を保つ。難波はローを返すも、松田はバックステップで攻撃を当てさせない。
松田はカカト落としを見せるが、難波は蹴り足をキャッチし強引にこかす。攻撃の当たる場面の多い松田が主導権を握る。
2R、プレッシャーをかける難波に対し、松田はぐるぐると回り込みながら前蹴り。さらにボディストレート、後ろ蹴りとボディに集中した攻撃を見せる。徐々にペースを上げる難波は左右のローで前に出る。
3R、難波がローからパンチにつないで強引に前に出ると、松田は下がってしまい印象は悪い。このラウンドは、追い上げる難波の手数が目立ち、松田は劣勢に。判定決着となり、一票は松田に入るも、残る二票は引き分け。松田がドロー防衛を果たした。
・【試合動画】松田玲奈vsチョン・スルギ
・【動画】松田玲奈の3分1Rミット打ちパフォーマンス
・【試合動画】松田玲奈vsジェット・イズミ
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