【DEEP】5年間無敗の横田一則が2階級制覇王者対決を制して15連勝
DEEP事務局
「DEEP 74 IMPACT」
2015年12月20日(日)東京・ディファ有明
▼第15試合 DEEPフェザー級 5分3R
○横田一則(フリー/DEEPフェザー級王者、元DEEPライト級王者)
判定3-0
●今成正和(Team-ROKEN/元DEEPフェザー級王者、元DEEPバンタム級王者)
横田は第3代DEEPライト級王者、現DEEPフェザー級王者の2階級制覇王者で、当て感のいい打撃とテイクダウン&抑え込みの強さで約5年間無敗、現在14連勝中。
対する今成も初代DEEPバンタム級王者、初代DEEPフェザー級王者の2階級制覇を達成。今年に入って海外での試合も含めて4連続一本勝ちと勢いに乗っている。
DEEPの2015年を締めくくる一戦。横田は「いい試合にはならない。俺のすべりファイトを見てくれ」と異例の凡戦予告。
1R、ジャブとボディストレートで牽制する横田。今成はジャンプしての二段蹴りを放つ。
横田が右フックなどパンチを何度も当て、今成は自ら倒れ込んで得意の寝技に誘うが横田は付き合わない。ラウンド終了間際、上から殴ろうとした横田に今成が腕十字を仕掛けるが極まらなかった。
2R、寝技にいきたい今成と立ち技で勝負したい横田。今成は飛び蹴りを放つなどし、横田に組み付かせて何とか寝技に引き込もうとするが、横田は付き合わない。横田が単発ながらパンチを当てていく。
3Rは両者がパンチを出し合う予想外の展開となる。全体的には横田のパンチが当たっているが、今成の右フックも2度ヒット。パンチの交換がある中、ついに今成が寝技に引き込むことに成功するが、横田はしっかりとディフェンスして上からパンチを落とす。
今成の持ち味を封じ、横田が判定勝ち。横田はマイクを持つと、「今日はしょっぱい試合をしました。なぜなら5年間で一番負けてはいけない試合だったからです。締めはしょっぱいけれど、メインで横田が勝って終わりました」と、とにかく勝ちたかったという。
そして、「私はこの度、RIZIN公認のコーチをやらせていただいています。みんな絶対に勝ちます。私は年末出ません。コーチ業に専念します。2015年のDEEPはグダグダで締めたいと思います」と、コーチをしている曙らと記念撮影に収まった。
・【試合動画】横田が野外リングで長身・大原と対戦
▼第14試合 DEEPバンタム級 5分3R
△大塚隆史(AACC/DEEPバンタム級王者、元DEEPフェザー級王者)
ドロー 1R負傷判定0-0 ※開始30秒の時点
△五月女健(R-BLOOD)
※偶発的なバッティングで五月女が試合続行不可能となったため。
DEEPバンタム級王者・大塚が、ここ9戦負け無しの五月女とノンタイトルで対戦。大塚はK-1の武尊や木村“フィリップ”ミノルの試合を見て感銘を受け、この試合は「倒しにいく」と宣言していた。
1R、いきなりパンチの打ち合いとなったが、偶発的なバッティングとなり早乙女が左目上から流血。
開始から30秒でドクターチェックを受ける。ドクターより傷口から頭蓋骨が見えている状態との説明があり、DEEPルールに従って1R30秒の時点での判定決着でドローとなった。
早乙女は何度もリングを踏みつけ、コーナーを叩くなど悔しさを露にし、大塚も力が抜けたようにその場に座り込んだ。
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