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【NIPPON FIGHT】魔裟斗、KIDとの11年ぶり再戦を制す

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2015/12/31(木)UP

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激しく攻撃し合う棚橋(左)と原田(右)


▼2nd FIGHT スタンディング特別ルール 2分3R
○ナイティング原田(ゴールデングローブ)
判定2-0
トヨマール棚橋(BRAVE GYM)

 元「格闘技通信」記者で膀胱ガンを克服したトヨマール棚橋vsアマチュアボクシングジュニア王者の息子を持つシングルファーザーのナイティング原田によるスタンディング特別ルールによる一戦。

 1R、左右フック、右ローの原田に対し、棚橋は長いリーチを生かしたパンチで迎え撃つ。

 2R、原田が前進すると、棚橋は前蹴りを連発し距離をとる。原田は距離をつめてフック。お互いに組み合う展開が目立つ。

 3R、両者ともに疲労が見えるが、打ち合いへ。お互いに蹴りからパンチにつないで前にでる。判定2-0で原田が勝利。マイクを握ると「トヨマールさん強いわ。とても病気を患っていた人には思えない」とコメント。

 一方、棚橋は「前向きな心が病気の天敵です。皆さん、顔を上げてがんばりましょう。定期健診にいきましょう」とコメントした。


 

 

腕十字で一本勝ちした一条(右)


▼1st FIGHT 総合格闘技特別ルール 3分3R
○一條貴洋(ブレイブハート)※デビュー戦
一本 1R2分54秒 ※腕ひしぎ十字固め
●平野 仁(総合格闘技GRAACA釜石ベース)

 東日本大震災の被災地である岩手県大槌町出身の平野仁vs福島県南相馬市出身の一條貴洋による総合格闘技特別ルールで対戦。

 1R、一條の左ジャブ、ワンツーがヒット。お返しとばかりに平野が右ハイをクリーンヒットさせたが、足をキャッチした一條はそのままテイクダウン。

 すぐに両者は立ち上がると打ち合いへ。平野の右フックがヒットも、一條は組み付いてテイクダウン。グラウンドで上になった一條は腕十字を決め鮮やかに一本勝ちした。

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