【新日本キック】志朗が接戦を制し、世界王座を獲得
▼第11試合 メインイベント 52kg契約 3分5R
○麗也(治政館/日本フライ級王者)
判定3-0 ※49-47、50-47、50-47
●伊藤勇真(キング・ムエ/元WPMF日本フライ級王者)
麗也は兄貴分の志朗と共にタイでも積極的に試合をこなす20歳。今年5月の後楽園大会では当時王者だったHIROYUKIを5RKOで下し日本フライ級王座を獲得した。対する伊藤はラジャダムナンスタジアムなどタイのメジャースタジアムを主戦場とする18歳。昨年9月のBOM×GRACHAN合同興行ではJ-NETWORKスーパーフライ級王者・若山龍嗣を下し、国内トップレベルにいることを証明した。
1Rから麗也は得意の左ジャブで伊藤を下がらせ右ストレート。2R、右ロー、右ミドルの伊藤に対し、麗也はパンチとローの速いコンビネーション。
3R、手数を増す麗也。ヒジを合わせる伊藤だが、右ローを徐々に徐々に効かされてしまい、4Rには少し腰を落としてしまう場面も。
伊藤は得意の首相撲でヒザを当てる場面もあったが、無尽蔵のスタミナを誇る麗也の5Rになっても手数は落ちることなくヒット数でも上回る。麗也が判定勝ちで勝利した。
▼第10試合 日本ウェルター級王座次期挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○政斗(治政館/日本ウェルター級3位)※MASATOから表記変更
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●松岡 力(藤本/日本ウェルター級1位)
※本戦は三者とも29-29
※政斗が挑戦権を獲得
松岡はデビュー当時から将来を嘱望され、2013年3月のGLORY JAPAN-65kgトーナメントのメンバーに抜擢された経歴を持つ。戦績は7戦4勝(2KO)1敗2分。対する政斗は昨年10月の大槻翔太戦で初黒星を喫し、戦績は7戦6勝(2KO)1敗。
1R、左インローをこつこつ当て、ミドル、パンチにつなげる松岡。2R、パンチ主体の政斗に対し、松岡はヒジの連打など、徐々に手数で上回る。
3R、プレッシャーをかけ続ける政斗に、松岡は右ハイ、ミドルからパンチにつなぐ速い攻撃を当てて行くが、一歩も退かない政斗はヒジでも応戦。
激しい打ち合いを見せ本戦はドロー。延長戦に突入すると、政斗がヒジ連打で追い込む場面もあり、スタミナ切れの見える松岡は劣勢に。最後に松岡が反撃するも、政斗が激戦を制し、渡辺健司が保持する王座への挑戦権を獲得した。
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