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【パンクラス】日沖発が貫禄の1R一本勝ち

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2016/01/31(日)UP

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テイクダウンの強さを見せつけた上田がこれでパンクラス3連勝

▼第9試合 バンタム級 5分3R
○上田将勝(パラエストラ東京/パンクラス・バンタム級1位、元修斗世界フェザー級王者)
TKO 3R 2分2秒 ※レフェリーストップ
●ホゼ・アルディ(メキシコ/トータルジム/エントラムジム)

 上田は修斗、ベラトール、ONE FCで活躍したあと、昨年7月からパンクラスに参戦。2戦ともに判定勝ちを収めている、38歳のベテランだ。対するアルディはメキシコ出身の24歳。MMA戦績は8戦全勝。

 1R、お互いジャブ、ローで様子を見る。上田はタックルに入りたいがタイミングが合わない。アルディはボディ、ロー、パンチと打撃で上田を入らせない。上田はパンチを振りながらタックルを狙うも、アルディは警戒して付き合わず。

 アルディは強烈な左ボディを打ち込むが上田は諦めず、残り30秒で片足タックルに入り、ついにテイクダウン。サイドからマウントを狙うも、アルディはケージに背中をつける形になり、ヒジを打つ。

 2R、上田がパンチからタックル。アルディは尻餅状態となるが、上田が背中をマットに着かせた。会場から拍手が起こる。上田はサイドポジションから殴り、ポジションを変えながら終了。

 3R、上田がタックルを狙いながらパンチ、蹴り。さらにパンチを出しながらタックルでテイクダウン。バックからのチョークが極まり、上田が一本勝ちを収めた。

 上田はマイクを持つと、「サンキューベリーマッチ。相手は強いなと思って(気持ちが)折れそうになったが、勝つために全力を尽くした。チョークスリーパーはずっと練習していたのでスポッと入った。次、また試合が決まったら応援してください」と挨拶。

 テイクダウン力を遺憾なく見せ、見事な一本勝ちを挙げた上田。しかし、現在、王者の石渡伸太郎は練習仲間であり、タイトル挑戦があるかどうかは微妙か。第8試合ともあいまって、パンクラスのバンタム級がますます充実、面白くなってきた。


ヤマニハがバックからのパンチ連打で激闘を制した

▼第8試合 バンタム級 5分3R
○アラン“ヒロ”ヤマニハ(TS GYM/パンクラス・バンタム級9位)
TKO 2R 3分44秒 ※レフェリーストップ
●瀧澤謙太(リバーサルジム東京スタンドアウト/パンクラス・バンタム級7位)

 現在7位の瀧澤は昨年4月よりパンクラスに参戦。バックボーンは空手とレスリングで、パンクラスでの3戦は全て打撃で勝利している。

 一方、ヤマニハは2013年にパンクラス初参戦。急きょの代役としての参戦だったが、王者・石渡伸太郎からダウンを奪い、あわやというところまで追い詰めた。その後、昨年11月に再び参戦、合島大樹に判定勝ちしている。

 1R、距離をとり様子を見る両者。瀧澤はタックルのタイミングをはかりながらプレッシャーをかける。回り込みながらロー、バックキックの瀧澤。ヤマニハが一気に金網へ押し込みパンチ。離れると、瀧澤が出血している。瀧澤は前に出て、ヤマニハに金網を背負わせパンチ、ヒザ。ヤマニハのタックルも切り、さらにパンチを打つが、ヤマニハはガードしている。緊張感あふれるラウンドとなる。

 2R、開始直後に瀧澤がいきなりバックキックで奇襲。しかしヤマニハには隙がない。瀧澤は蹴りのあとにパンチをもらってしまっているが、金網際に詰めてヒザとパンチの猛ラッシュ。すさまじい勢いで打撃を連打する。しかし、ヤマニハのガードは固く、隙を突けない。

 いったん離れると、ヤマニハがボディからタックル、そしてテイクダウン。瀧澤は立とうとするが、ヤマニハがバックを取る。さらにバックマウントへ移行し、ヒジ、パウンドを連打するとレフェリーがストップ。

 瀧澤は可能性を感じさせたものの、ヤマニハの牙城を崩すことはできなかった。しかし、今後のバンタム級の動きから、ますます目が離せなくなる一戦となった。ヤマニハは「とても幸せ。1Rで相手を疲れさせようと思っていた。練習通りできて2Rで勝てた。次の試合も一所懸命に練習して全力で戦うので、応援お願いします」とファンに挨拶した。

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