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【WSOF】5年ぶり復帰の渡辺久江が一撃KO勝ち、日本勢は3勝5敗に

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2016/02/07(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

女子では並外れた爆発力を持つ渡辺(左)が5年ぶりの復帰戦で一撃KO勝ち

WSOF-GC
「WSOF-GC 2 JAPAN」
2016年2月7日(日)東京・TDCホール

▼第5試合 -47.6kg契約 5分3R
○渡辺久江(フリー/元DEEP女子ライト級王者)
KO 2R 3分00秒 ※右フック
●イ・イェジ(韓国/TEAM J)

 2010年8月の『Girls S-cup』でRENAに敗れて以来約5年ぶり、35歳にして現役復帰する元DEEP女子ライト級王者・渡辺。対するは韓国の現役女子高生イェジ。昨年7月の『ROAD FC 024 IN JAPAN』でDEEP女子フライ級王者しなしさとことデビュー戦で対戦し、敗れはしたものの接戦を演じて関係者をあっと驚かせた。

 両者とも笑みを浮かべての入場。1R、前に出るのは渡辺だが、イェジは渡辺のローに思い切り右ストレートを合わせ打ってくる。2度目に組んだ際、渡辺は自ら飛び付き、寝技で下になるが印象は悪いか。

 2Rになると両者はアグレッシブに動き出し、お互いにハイキックを出す。渡辺の右ストレートを空振りさせて右ストレートを当てに行くイェジ。渡辺が前に出るとイェジはタックルでテイクダウンし、渡辺も下からヒジで応戦する。

 両者立ち上がると渡辺はすかさず首相撲からのヒザ蹴り。そして右ローを蹴ってイェジの右ストレートを誘うと、カウンターの右フック。この強烈な一撃が決まり、イェジはダウン。レフェリーはすぐにストップし、渡辺が復活のKO勝ちを飾った。

 渡辺は「綺麗な勝ち方がしたくて慎重になっちゃった。次の試合からもKOで勝って行きたいと思います」と、笑顔でマイクアピール。今後は海外で試合を行って行きたいとの意向だという。

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速い右ストレートを打ち込むエロキン(右)。ロシア人格闘家がまたしても強さを発揮した

▼第9試合 メインイベント WSOF-GCヘビー級タイトルマッチ 5分5R
○エヴゲニー・エロキン(ロシア)
TKO 1R 1分47秒 ※レフェリーストップ
●ブランドン・キャッシュ(アメリカ)
※エロキンが初代王座に就く。

 WSOF-GC日本大会のメインイベントは、ヘビー級王座決定戦。ロシアのエロキンは身長183cm、体重101.6kgの29歳。戦績は13勝4敗、現在8連勝中で全試合KO勝ち。ジェフ・モンソン、マーク・カイルなど3人のUFCファイターにもKO勝ちしているロシアの現役警察官。

 アメリカのキャッシュは身長195cm、体重115kgの35歳。戦績は10勝3敗。10勝のうち8戦はKOまたはTKO勝ちで現在5連勝中。『ベラトールFC』で無敗だったドミトリー・ミクサと『クンルンファイト』で対戦し、初黒星を付けた。

 1R、キャッシュが右ローを蹴っていくと、エロキンは矢のような速く鋭いワンツーを打ち抜く。その後もエロキンが速いパンチを入れていき、右ストレートでキャッシュをダウンさせる。

 さらに3連打をヒットされてキャッシュはグラつき、エロキンのワンツーがヒットしたところでキャッシュが右膝を捻ったのか、足を抑えて倒れ込む。ここでレフェリーがストップし、エロキンが圧勝で初代王座に就いた。

 エロキンは、「このベルトを手に入れるのが夢だった。夢が実現したことに感謝している。皆さん、今日の試合をもう一度テレビで見てください。私は皆さんのために精一杯の努力を尽くして戦いました」と語った。

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