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【J-NETWORK】鷲尾亮次のハイキック一閃、KOで王座奪取

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2016/02/28(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

岩崎(左)のこの右ミドルキックで高橋(右)はダウン

▼第13試合 4大メインイベント J-NETWORKスーパーライト級王座決定戦 3分5R延長1R 
○岩﨑悠斗(Ten Clover Gym/J-NETWORKスーパーライト級3位)
TKO 4R 2分05秒 ※セコンドからのタオル投入
●高橋幸光(はまっこムエタイ/J-NETWORKライト級1位)
※岩崎が新王座に就く。

 J-NETWORKスーパーライト級タイトル初防衛戦を行うことが決定していた王者・鈴木真治(格闘技道場ゴールデングローブ)が眼窩底骨折のため欠場し、タイトルを返上。高橋が急遽参戦した。高橋は元J-NETライト級王者で、2月13日にシュートボクシングで試合をしたばかりだ。

 1R、相手の攻撃を誘うようにローを蹴る高橋は、岩崎のパンチを笑顔でかわす。岩崎がバックキックをヒットさせると、すかさず強い左ミドルを蹴り返した。

 2Rものらりくらりと戦う高橋。岩崎はハイキック、ミドルを単発ながらヒットさせるが、高橋もしっかりと強い右ローを蹴り返す。

 3Rは岩崎がヒジ、ボディへのパンチ、突き上げるヒザで攻めるが、大きな展開はなし。岩崎はローをフェイントにして様々な技を出す。

 4R、岩崎のセコンドから「相手は絶対に足を怪我している!」との声が飛ぶ。岩崎はローを蹴ってハイ、ヒジにつなぎ、右ミドルを蹴るとスウェーバックでかわした高橋が、自分の体重を支えきれなかったのか倒れてこれがダウンとなった。

 左足を引きずって立ち上がった高橋に、ヒジとヒザで猛攻を加える岩崎。高橋のセコンドからタオルが投入され、岩崎がTKO勝ちで新王座に就いた。

 岩崎はマイクを持つと、「対戦相手の急な変更で高橋選手に試合を受けてもらえて光栄です。自分はJ-NETのアマチュアから始めてやっとJ-NETのチャンピオンになれました。これからは自分がJ-NETを代表して他団体に乗り込んでぶっ倒してやります。これからがスタートです」と、王者としての所信を表明した。


パンチで前に出て来る小野(左)にミドルをカウンターで入れる竹内(右)

▼第12試合 4大メインイベント J-NETWORKバンタム級王座決定戦 3分5R サバイバルマッチ1
○竹内将生(エイワスポーツジム/J-NETWORKバンタム級1位、WPMF日本バンタム級王者)
判定2-0 ※49-49、49-48、49-48
●小野剛史(S.F.K/J-NETWORKバンタム級7位)
※竹内が新王座に就く。

 1R、サウスポーの小野はパンチ&ローで前に出る。竹内は右ミドルのカウンターと組んでのヒザ蹴り。

 2Rも思い切りフックを振り回してくる小野を、竹内が右ミドル、右ストレート、ヒザ蹴りで迎え撃つ。竹内はヒジも繰り出す。

 3R、突進を続ける小野がついに左フックをヒットさせてダウンを奪う。もうダメかと思われるような強烈なダウンだったが、立ち上がった竹内は打ち合って右フックでダウンを奪い返す。

 4R、小野はパンチで突進を続けなぎ払うようなフックを繰り出す。これに押される竹内だが、ヒジで小野の頭部をカットして出血させる。流血しながらも前に出てパンチを繰り出す小野に場内が沸く。

 5Rも気迫で前に出る小野だが、パンチは空振りが続く。逆に竹内が単発ながらも右ミドル、前蹴り、ヒザを的確に入れていった印象。

 判定はジャッジ1名がドローだったが、2名は竹内を支持。熱闘を制して新チャンピオンの座に就いた。

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