【HEAT】スイス人王者カルヴァロ、元パンクラス王者を秒殺
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スギモト（右）が常に前に出て仕掛ける強烈なパンチが試合をリードした
▼第10試合 メインイベント2 HEAT総合ルール ミドル級タイトルマッチ 5分5R
○エンリケ・スギモト（ブラジル/志村道場/HEAT総合ルール ミドル級王者）
TKO 1R4分45秒 ※パウンド
●坂下裕介（TRIBE TOKYO M.M.A/挑戦者）
※スギモトが初防衛に成功
日系ブラジル人のスギモトは2011年12月に『HEAT 19』でミドル級トーナメントで2連続一本勝ちし、初代王座に就いた。その後、王座を返上したが昨年3月の『HEAT 35』で第2代王者・加藤久輝を1Rにパンチ連打でTKOに破り、王座に返り咲いた。挑戦者の坂下はDEEPを中心に試合を行い、2012年4月には元UWFインターナショナル＆リングスの金原弘光を破ったことで注目された。
1R、坂下が左ジャブ、右ストレートを出しながらプレッシャーをかけ、スギモトはパンチで応戦しつつタックルを仕掛ける。坂下は突き放してスタンド勝負へ。お互いに積極的にパンチを交錯させる中、終盤にスギモトが右フックをヒットさせ坂下をぐらつかせると、一気にラッシュ。スギモトが組みついてテイクダウン。防戦一方の坂下にパウンド連打を浴びせたところで、レフェリーが試合をストップした。
パンチで押され気味だったキムだが、アリに左フックがクリーンヒット。これがKOに
▼第8試合 HEATキックルール ヘビー級ワンマッチ 3分3R
○キム・ギルジェ（韓国/JY Gym）
KO 1R54秒 ※左フック
●プリンス・アリ（志村道場）
1R、アリは左ジャブ、右ストレート、右ハイキック。打ち合いになると、アリは回転の速い連打を見せるも、ギルジェの左フックがクリーンヒット。ダウンしたアリはカウントが数えられる中、一度は立ち上がったが、すぐにぐらつきレフェリーがストップした。
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