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【パンクラス】村山が鈴木にTKO勝ちで王座奪取

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2016/03/13(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

豪快に手塚をテイクダウンするドゥトラ

▼第8試合 ウェルター級 5分3R
○ルイス・ドゥトラ(ブラジル/ヘノヴァソン・ファイトチーム)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-27
●手塚裕之(ハイブリッドレスリング山田道場/TGFC)

 手塚はデビュー前にアメリカ・オレゴン州のジムに単身渡り、3年間現地で活動していた逆輸入ファイター。2015年11月にパンクラス初参戦、2016年1月に2戦目とまだパンクラスで2戦しか行っていないが、そのいずれもが1Rで10秒ジャストの秒殺KO勝ち。その実績が考慮されて元UFCファイターのドゥトラと対戦する大抜擢を受けた。

 1R、いきなりフックの打ち合いとなり、手塚が右フックでダウンさせる。上になってパンチを連打する手塚。さらに腕十字を狙うがドゥトラは立ち上がる。再び打ち合いとなり、ドゥトラの右フックで吹っ飛んだ手塚だが、すぐに左フックを振り回してドゥトラを転倒させる。

 手塚はまたもパンチ連打。起き上がったドゥトラが上になり、マウントを取ってのパンチ。さらに、立とうとした手塚の首を取ってスピニングチョークを仕掛ける。

 2R、ドゥトラがタックルでテイクダウン。上から抑え込んでヒジを打つ。その状態が長く続き、残り20秒で手塚がオモプラッタを仕掛けた。

 3Rもドゥトラがテイクダウン。しばらくしてブレイクとなり、スタンドになると手塚が前に出るがなかなかクリーンヒットを奪えない。そして残り1分、ドゥトラがタックルで豪快にテイクダウン。抑え込むドゥトラだがブレイクがかかり、スタンドに戻るとすぐにドゥトラがテイクダウン。そのまま抑え込んで試合終了を迎えた。

 ドゥトラは「とても驚きました。彼はパンチもキックも強かった。でも私も強いので持ちこたえることが出来ました。必ずパンクラスに名を残したいと思います。また呼ばれればぜひ来日したい」と勝利者インタビューに答えた。


マウントを奪って上からヒジを落とすシウバ

▼第7試合 バンタム級 5分3R
○ハファエル・シウバ(ブラジル/ASTRA FIGHT TEAM/2013年Bellator・トーナメント覇者)
一本 1R 2分58秒 ※肩固め
●コンボイ升水(フリー/パンクラス・バンタム級4位)

 2013年Bellator・トーナメント覇者シウバが初来日。ランカーの升水が迎え撃った。

 1R、升水がハイキックなどの蹴り技で軽快に攻めていくが、シウバがタックルでテイクダウン。立ち上がる升水だがシウバは逃さずバックに回り、スリーパーを狙いながらマウントを奪う。

 シウバが強烈なパンチを落とし、升水は体勢を変えて逃れようとするがシウバは上のポジションになったままパンチを打ち続ける。そしてマウントから肩固めに移行し、流れるような動きで一本を奪った。

 シウバは勝利者インタビューで「子供の頃から日本に来るのが夢でした。必ずパンクラスのチャンピオンになります」と、パンクラス王座獲りを宣言した。

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