【M-ONE】ヤスユキ、ハイキックで王者グラつかせるも一歩及ばず
▼第7試合 WPMF世界女子ピン級タイトルマッチ 2分5R
○伊藤紗弥(尚武会/WPMF世界女子ピン級王者)
判定2-0 ※49-48、49-49、49-48
●Little Tiger(WSRフェアテックス三ノ輪/WMC世界女子ピン級王者、WBCムエタイインターナショナル女子アトム級王者/挑戦者)
※伊藤が初防衛に成功。
両者は昨年9月にも同タイトルマッチで対戦し、伊藤が圧勝で16歳にして世界王者となった。初防衛戦で前王者のLittle Tiger(以下LT)を挑戦者に迎え、初防衛戦を行う。
1R、LTの蹴り足をキャッチして足払いで転倒させる伊藤。LTの顔面前蹴りに仰け反った伊藤だが、すぐに前蹴りと左右ミドルを蹴り返す。このラウンドは互角。
2R、伊藤が右ヒザをボディへ強烈に突き刺し、右ミドルからの右ストレートを入れ、LTが蹴り返してくると蹴り足をキャッチして足払いで転倒させる。LTは左ストレートをヒットさせるが、一発もらっても伊藤はミドルを連打して相手にペースを握らせない。
3R、伊藤が左ミドルからの右ストレートをヒットさせる。ミドルとローの蹴り合いがあり、首相撲でヒザでも蹴り合う。このラウンドも大きな差はなく互角の攻防。
4R、LTの横蹴りに伊藤はミドルを返して行く。伊藤は右ストレート、LTは左ストレートとやはりお互いに一歩も譲らない。伊藤の右ミドルがやや多く入ったか。
5Rも蹴り合いとなり、相手の蹴りをかわす、またはブロックして両者が蹴り返す。伊藤はLTに蹴り足を取られてコカされそうになったが、抜群のバランスで逆にLTを転倒させる。
伊藤のタイミングのいい前蹴りが何度か入り、LTがバランスを崩す場面も。最後に伊藤が左フックをヒットさせて試合終了。
伊藤が判定2-0でLTを返り討ちにし、初防衛に成功した。
▼第8試合 58kg契約 3分5R
○一戸総太(WSRフェアテックス三ノ輪/WPMF世界フェザー級王者)
判定3-0 ※50-48、49-48、49-48
●TAaaaCHAN(PCK連闘会/JAPAN KICKBOXING INNOVATIONフェザー級王者)
約4年間、日本人相手に黒星を喫していない一戸が、東北の雄であるTAaaaCHANを迎え撃った。WBCムエタイの世界タイトル獲得を目標にしている一戸にとって、WBCムエタイ日本タイトル戦を行ったこともあるTAaaaCHANはクリアしておきたい相手。
1RはTAaaaCHANにハイキックを蹴られた一戸が蹴り足をキャッチして転倒させた以外、両者とも様子見に終始。
2R、TAaaaCHANが二回転蹴り、飛び蹴り、踵落としなど派手な技を繰り出すが、一戸はかわす。このラウンドも両者手数が少なかった。
3Rになって一戸が左ミドル、右ロー、後ろ蹴りとようやく攻撃らしい攻撃を見せ、TAaaaCHANの派手な足技はかわす。それでも手数は少なめ。
4R、TAaaaCHANが飛びヒザ蹴りからのパンチ、三日月蹴りと攻めるが、一戸も左ミドルを蹴り返し、右ミドルからの右ストレートをヒットさせる。一戸のパンチからの左右ミドルが目立った。
5Rは一戸が右ストレートを主体にしたパンチで攻めに行き、左右ミドルを入れる。TAaaaCHANもパンチで対抗するが、一発一発が重い一戸の攻撃の方がインパクトが強い。最終Rにしてようやくらしさを発揮した一戸が判定3-0で勝利を収めた。
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