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【J-NETWORK】木村秀和が初回KOで決着戦制す、初防衛に成功

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2016/05/05(木)UP

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得意のヒジ打ちを見舞う笹谷(左)。判定勝ちで次期王座挑戦権を手にした

▼第14試合 セミファイナル J-NETWORKスーパーウェルター級次期王者挑戦者決定戦 3分3R延長1R
○笹谷 淳(TEAM COMRADE/J-NETWORKスーパーウェルター級2位)
判定3-0 ※29-27、29-27、30-27
●森本一陽(レグルス池袋/J-NETWORKスーパーウェルター級1位、Bigbangスーパーウェルター級王者)
※笹谷が次期王座挑戦者に決定。

 1R、序盤から左フックをヒットさせていた笹谷が早くもヒジで森本の右目じりをカットする。さらに森本が前へ出てきたところへ左ヒジを叩き込み、眉間の辺りをカットに成功。森本は流血する。

 2R、森本はパワフルな左右フックと左ハイで逆転を狙っていくが、やはり前へ出て行ったところに左フックを合わされてダウンを奪われる。

 3R、逆転を狙って左右フックを振るって前に出る森本に笹谷はヒジで応戦。クリンチが多くなり、両者にホールディングの注意が与えられる。再開後、森本が一気に前へ出て行くが笹谷も打ち合いに応じ、試合終了。笹谷が判定勝ちで王座への挑戦権を手にした。

 試合後、リング上には王者・北斗拳太郎が登場。笹谷は天を指差し、「北斗君、北の空に北斗七星がありますが、その上には青い光が見える。その光が段々と強く見え始める。それが死兆星だ(北斗の拳に登場する星の名称で、その星が見える者にはその年の内に死が訪れる)」と、北斗の拳ネタでマイクアピール。

 北斗は「今日、私の持つベルトに挑戦する拳法家が決まったが、私と戦うレベルにはない。あのベルトは私が守る。以上」と言い、足早にリングを去った。両者のタイトルマッチは10月10日に後楽園ホールで行われる。

 笹谷はもう一度マイクを握り、「僕は今日Bigbangの王者に勝ちました。6月5日にはBigbangで現J-NETWORKウェルター級王者の栄基君と試合をします。J-NETの選手同士の試合が一番面白いと言われる試合をします」とアピールした。


 

蹴り技を駆使した杉本(右)が、最後はヒジによるTKO勝ち

▼第12試合 J-NETWORKスーパーライト級次期王者挑戦者決定トーナメント サバイバルマッチ1
○杉本卓也(WSRフェアテックス/J-NETWORKスーパーライト級8位)
TKO 2R 47秒 ※ヒジによるカット
●伊東伴恭(アカデミア・アーザ/J-NETWORKスーパーライト級10位)
※杉本がトーナメント決勝戦へ進出。

 1R、杉本は右の強いローとミドル、サウスポーの伊東は左右ローを繰り出す。杉本は落ち着いた試合運びで伊東の動きをよく見て蹴りを当てていく。

 2Rも杉本は強い右ミドルと右ストレートで攻める。伊東が反撃してくるとロープに押し付けての右ヒジ。これでカットに成功し、ストップがかかって杉本の鮮やかなTKO勝ちとなった。

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