【J-NETWORK】木村秀和が初回KOで決着戦制す、初防衛に成功
J-NETWORK
「J-KICK 2016~Honor the fighting spirits~2nd」
2016年5月5日(木・祝)東京・後楽園ホール
▼第15試合 メインイベント J-NETWORKライトヘビー級タイトルマッチ 3分5R
○木村秀和(HALEO TOP TEAM/J-NETWORKライトヘビー級王者)
KO 1R 3分05秒 ※左フック
●藤田智也(小比類巻道場/J-NETWORKライトヘビー級1位・挑戦者)
※木村が初防衛に成功。
両者はこれまで二度対戦しており、2014年5月の初対戦では延長戦にもつれ込む激闘を繰り広げ、藤田が勝利。そして昨年5月にJ-NETWORKライトヘビー級王座決定戦を争い、フルマークの判定で木村が勝利して王座に就いている。1勝1敗で迎えた決着戦は木村の初防衛戦として行われた。
1R、藤田は右ローを中心に攻めていき、この右ローを木村が嫌がる素振りを見せる。木村は右ストレートを伸ばし、藤田が前へ出てくるとヒザを突き刺す。
徐々にプレッシャーを強めていく木村が左アッパーをヒットさせると、藤田は足元からガクガクとフラつく。
一気にパンチで攻め込む木村が左フックを連続ヒットさせ、ラウンド終了間際にロープを背負った藤田へ左フック。
ダウンした藤田は何とか立ち上がるも、ファイティングポーズを取れずカウントアウト。木村がKOで初防衛に成功した。
木村はマイクを持つが、感涙にむせびなかなか話すことが出来ない。「チャンピオンになって連敗(昨年9月、12月と黒星)して、もうダメだと思ったけれど、よかったです。もう喋れない……もう何を言っていいのか分からなくなりました。泣いてない! 皆さんの応援のおかげで防衛することが出来ました。これからも強くなれるように頑張ります」と、涙ながらに語った。
▼第13試合 62kg契約 3分3R
○スアレック・ルークカムイ(タイ/STURGIS新宿/元ルンピニースタジアム認定バンタム級9位)
TKO 3R 2分08秒 ※右ヒジによるカット
●翔・センチャイジム(センチャイムエタイジム/MuayThaiOpenライト級王者)
翔は4月の『BOM』で小川翔とWMC日本ライト級王座決定戦を行い、4Rにヒジ打ちによるTKO勝ちでタイトルを獲得。初代MuayThaiOpenライト級王座と合わせて二冠王となったばかり。
対するスアレックは、2012年3月の「ムエマラソンJapan2011(トーナメント)」、同年6月のM-1ライト級タイトルマッチと2度に渡りカノンスック・ウィラサクレックから勝利を収めている実力者。右ミドルを主体にヒジ&ヒザで攻めるアグレッシブ・ムエタイファイターだ。
1R、スアレックは力強いパンチと蹴りでプレッシャーをかける。翔が左ストレートを当てればすかさず左ストレートを打ち返し、ヒジにはヒジを返す。スアレックの殺気みなぎる攻撃に場内がどよめいた。
2Rは翔が前に出て組みヒザ、ヒジで優勢に立ったかに見えたが、スアレックの右強打が連続でヒットし、翔はグラつく。
翔が左ミドルを蹴ったところへスアレックがカウンターの右フックを合わせてダウンを奪った。翔の鼻はヒジ打ちで陥没し、顔面が血で真っ赤に染まる。
3R、スアレックが右ミドルとパンチでどんどん前に出て行くと翔も打ち合う。先にヒジでスアレックの右目上をカットした翔だが、スアレックはものともせず前へ出て右の強打とヒジを放つ。
そして右ヒジを振り抜くと翔の顔面がばっさりと切り裂かれ大流血。レフェリーが即座にストップをかけた。スアレックが変わらぬ実力を見せ付け、壮絶なTKO勝利を遂げた。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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