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【UFC】ミオシッチがファブリシオ破り、新ヘビー級王者に

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2016/05/14(土)UP

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▼ミドル級 5分3R
○ホナウド・ジャカレ・ソウザ(ブラジル/UFCミドル級2位)
TKO 1R 4分38秒 ※パウンド
●ヴィトー・ベウフォート(ブラジル/UFCミドル級3位)

 1R、ソウザが右フックを放ち、べウフォートがガードを上げた瞬間、ソウザがすかさずタックルを仕掛け、テイクダウンに成功。ケージ際で、ハーフガードのベウフォートに対し、ソウザがパウンドを打ち込む。すると、べウフォートがおでこの辺りをカットして出血。試合が一時中断し、ドクターチェックが入る。

 ガードポジションから試合再開。ベウフォートが巧みに体勢を入れ替え、立ち上がる。ソウザはすかさず組み付き、相手をケージに押し付けながら、下に潜り込み、再びテイクダウン。そのまま、ソウザがマウントポジションを奪い、左右のパンチを容赦なく振り落とす。べウフォートが防戦一方となったところで、レフェリーストップ。ソウザが圧倒的な内容で完勝した。


▼ライトヘビー級 5分3R
○マウリシオ・”ショーグン”・フア(ブラジル)
判定2-1 ※29-28、28-29、29-28
●コーリー・アンダーソン(アメリカ)

 1R、地元の大声援を受けながら右ローで攻めていくショーグン。時折放つパンチもアンダーソンを捉える。フックから右ロー、アッパーから右ローと的確に右ローを当てていく。アンダーソンはワンツーをヒットさせ、さらにフットワークを駆使しながらジャブを当てていく。

 後半はペースを握ったかに見えたアンダーソンだが、ショーグンの左フックで大きくグラつく。ラッシュをかけたショーグンは、ダウンしたアンダーソンへパウンドの連打。アンダーソンはラウンド終了に救われた。

 2R、テイクダウンを奪われたショーグンだが、ピンチになることなく立ち上がる。アンダーソンはパンチから再びタックルを仕掛けていきテイクダウンを奪うが、やはりショーグンはすぐに立ち上がる。このラウンドはアンダーソン有利で終わるかに見えたが、ラウンド終了間際、ショーグンのフックでアンダーソンがスリップダウン。

 3R、やはりテイクダウンを狙っていくアンダーソンにショーグンはケージへ押し付けられる。離れるとショーグンは右ローを蹴り続け、アンダーソンはパンチからタックルを狙う。やはりケージに押し付けられて身動きを封じられるショーグン。アンダーソンは残り時間わずかで飛びヒザ蹴りからタックル。

 1Rのダウンが明暗を分けたか、判定は2-1でショーグンが辛勝。地元の大歓声に手を振って応えた。

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