【新日本キック】志朗、ISKA欧州王者シェーハンのヒジ・ヒザに苦戦
▼第11試合 メインイベント 日タイ国際戦 70kg契約 3分5R
○緑川 創(藤本/元日本ウェルター級王者)
TKO 4R2分32秒 ※セコンドからタオル投入
●パッカオ・ダポンヌンガヌウン(タイ/ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級8位、オムノーイスタジアム認定スーパーウェルター級6位)
ラジャダムナン王座を狙う緑川が、ラジャ現役ランカーのパッカオと対戦。パッカオはパーカーオ・クランセーンマーハーサーラカームのリングネームで2010年7月に初来日し、緑川の先輩、石井宏樹を2RKOで下している。
1Rゴングと同時に、パッカオが挨拶代わりに左ハイ。
構わず前に出る緑川が2Rにヒジを見舞うと、パッカオは左頬をカット。これで火がついたか、パッカオは3Rから圧力を強め、左ハイ、パンチ、ヒジと手数を増して緑川を追い込む。押され気味の緑川だったが、右フックでダウンを奪う。立ち上がるパッカオはさらに圧力を強めるが、緑川はパンチで応戦。
4R、勢いの落ちない緑川はパンチを当て、コーナーに追い込むと右フックをクリーンヒット。ダウンしたパッカオは大の字となったところでセコンドがタオルを投入し、緑川のTKO勝ち。マイクを握った緑川は改めて王座挑戦をアピールした。
▼第10試合 セミファイナル 52.5kg契約 3分5R
○麗也(治政館/元日本フライ級王者)
判定2-0 ※49-48、48-48、49-48
●山田航暉(キング・ムエ)
ジュニア時代から活躍しタイでも戦績を重ね、今年3月にはルンピニーで勝利している山田が新日本キック初参戦。同門の伊藤勇真が1月に麗也に敗れておりリベンジを狙う。対する麗也は現在4連勝中。今回いい勝ち方をして新日本バンタム級王座を狙うという。
初回は両者ともに慎重な出だしだったが、2Rからは山田がミドル、ローの手数を増し、麗也はパンチからローにつないで反撃。
3R、山田はテンポよく左右ミドルをいれ右ストレート。麗也はボディへの攻撃とヒザを交え、譲らない攻防を見せる。接戦の中、最終ラウンドにはお互いにミドルの蹴り合いを見せ場内を沸かせる。僅差の判定で麗也が勝利したが、笑顔は見られなかった。
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