【ONE】のび太、敵地で世界王座奪取
▼ミドル級 5分3R
○マルチン・プラチノ(ポーランド)
判定2-1
●レアンドロ・アタイジ(ブラジル)
プラチノは極真会館の2011年第10回全世界選手権大会でベスト16、2012年ヨーロッパ・ウェイト制空手道選手権で重量級準優勝(決勝の相手は昨年の第11回全世界選手権大会で準優勝したジマ・ベルコジャ)という実績を持ち、2012年のオールアメリカン大会では森善十朗から勝利を収めている。プラチノは“一撃”と刺繍された極真の道衣で入場した。対するアタイジはストリートファイター出身で、柔術が得意だという。
1R、いきなり強いパンチを交換する両者。アタイジがタックルでテイクダウンするが、プラチノは立ち上がる。右ローを遠くから蹴っていくプラチノ。構えを頻繁に左右に変えるプラチノはパンチで飛び込んでいくが、ヒットは奪えない。終盤、アタイジはタックルを決める。
2Rが始まると同時に激しくパンチを打ち合う両者。プラチノは後ろ回し蹴りを見せるがこれは空振り。プラチノのパンチは空振りが多いが、続くハイキックはアタイジの顔面をかすめる。アタイジにテイクダウンされながらもすぐに立ち上がるプラチノ。
3R、両者に消極的だとしてレフェリーから注意が与えられる。ラスト1分にもアタイジに注意。プラチノは左右の大振りフック、ローで攻めていくがクリーンヒットを奪えない。場内からはブーイング。プラチノのローブローで試合は一時中断。再開後、プラチノがパンチとハイキック、バックハンドブローで攻め込み、判定勝ちをものにした。
▼ライト級 5分3R
○シャノン・ウィラチャイ(タイ)
一本 1R 2分17秒 ※チョークスリーパー
●カリアー・リン・オウ(ミャンマー)
“地上で最も過激な格闘技”ラウェイで80勝2敗と驚異的な戦績を誇るオウ。対するシャノンはムエタイ出身でタイにおけるMMAのパイオニアと言われているという。ラウェイvsムエタイがMMAで実現した。
1R、両者サウスポーの構えから、シャノンはジャブを放ち、オウはガッチリとガードを固めながら前へ出てパンチからロー。パンチを出し、“打って来い”と挑発しながらどんどん前に歩いて出てくるオウにシャノンは怯むが、タックルでテイクダウンを奪う。さらにマウントを奪い、パウンドとヒジを上から連打。そしてスリーパーを極めるとシャノンがあっさりと一本勝ちを飾った。
●次ページは17歳で無敗の格闘少年リーの試合
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
関連記事
【関連リンク】