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【DEEP】北岡悟が最強の挑戦者を熱闘の末に破り、史上最多V4達成

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2016/06/26(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

▼第7試合 DEEPライト級 5分3R
○菊野克紀(フリー/元DEEPライト級王者)
TKO 2R 4分46秒
●大山釼呑助(INFIGHT JAPAN)

 UFC帰りの菊野が2013年6月以来のDEEP参戦。対戦する大山はDEEP後楽園ホール大会の中盤戦を沸かせ、佐伯繁DEEP代表も「DEEP次世代のエース候補」と太鼓判を押す新鋭。プロボクシングのA級ライセンスを持つパンチの技術に加え、ブラジリアン柔術を学び一本を取れる寝技も持つ。

 1R、菊野が右前蹴りから組み付きテイクダウンを奪う。コツコツとパンチを打つが、これはブレイク。スタンドに戻ると菊野の右フックで大山が倒れ、菊野はサッカーボールキックを見舞い、すぐに抑え込む。マウントポジションを取った菊野だが、大山は引っくり返すことに成功して上になって立ち上がる。しかし、菊野がまたもテイクダウンしてマウントを奪った。

 2R、菊野はいきなり組み付いてテイクダウン。しばらくしてブレイクとなり、大山は左フックを放つが菊野はテイクダウンを奪ってマウントになる。今度も大山が引っくり返すことに成功するが、立ち上がろうとしたところを再びテイクダウンされてしまう。

 左目が腫れあがった大山にドクターチェックが入り、再開すると菊野は左フックからタックルを決めてテイクダウン。上からヒジ、パンチを見舞ったところでレフェリーがストップし、菊野がTKOでDEEP復帰戦を勝利で飾った。

 菊野はマイクを持つと、「ただいま。夢と希望を持ってUFCに行きましたが跳ね返されて戻ってきました。今は夢が見られないので自分に勝とうと考えて集中して戦いました。今回はビビらず、諦めずにいけました。これからも自分に勝って前へ進んでいきます」と語った。


 ▼第6試合 DEEPストロー級初代王者決定GP一回戦 5分3R
○カン・サトー(グラップリングシュートボクサーズ)
判定2-1
●越智晴雄(パラエストラ愛媛)
※サトーが決勝戦へ進出。

 DEEPでは16階級目で最軽量級のストロー級初代王座決定トーナメントが開幕。勝った試合は全てKOか関節・絞め技による一本勝ちでストロー級のエース候補と目されているサトーと、破壊力抜群の打撃を持つ越智が1回戦で対戦した。

 1R、さっそくパンチで攻めてきた越智に対し、サトーが瞬時にバックへ回り込むと場内がどよめく。両者が打ち合いを始めるとサトーの右フックがヒット。さらに打ち合うサトーが越智をコーナーへ押し込む。

 ブレイク後、前に飛び込んでいった越智がパンチを連打。サトーはタックルに行くが越智はすぐに立つ。

 2R、サトーは越智に右ストレートをカウンターでクリーンヒットさせて尻餅をつかせ、越智のバックへ回るとスリーパー狙い。この状態が続くが越智は立ち上がるとフックからタックルを決めてテイクダウンを奪い、上からヒジを落とす。しかし、サトーも立ち上がって上を奪い返すとヒジで逆襲。めまぐるしく攻守が入れ替わる。

 3R、越智は左ボディブロー、左フックで攻め込んでのテイクダウン。サトーは下から三角絞めを狙うが、越智は持ち上げてマットへ叩きつける。立ち上がったサトーは組み付いて越智に尻餅をつかせた。

 残り1分、越智がテイクダウンに成功するが、サトーは蹴り上げからの腕十字。これは極まるかと思われたところで試合終了となり、判定2-1の僅差でサトーが決勝進出を決めた。

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