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【UFC】場内総立ちの女子大激闘にヨアナ勝利

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2016/07/09(土)UP

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日本のリングで育ったと言っても過言ではないドゥホ(右)が必殺の右ストレートで一撃TKO勝ち

▼フェザー級 5分3R
○チェ・ドゥホ(韓国)
TKO 1R 2分42秒 ※右ストレート
●チアゴ・タバレス(ブラジル)

 ドゥホはキックボクシングからMMA(総合格闘技)に転向し、日本初ファイトは『GRACHAN』、その後は『DEEP』を主戦場として連戦連勝し、2014年11月からUFCに参戦した。

 日本で育ったと言っても過言ではないドゥホと対戦するのは、これがUFCでの17戦目となるベテランのタバレス。

 1R、タバレスのタックルに飛びヒザ蹴りを合わせたドゥホだが、そのままテイクダウンされる。一度立ち上がるも再びテイクダウンされるドゥホ。それでもすぐに立ち上がって見せた。

 ドゥホはスタンドに戻るとプレッシャーをかけ、タバレスにケージを背負わせるとお手本のような綺麗なワンツー。その右ストレートが矢のように突き刺さり、タバレスは腰から崩れ落ちてダウン。すかさずドゥホがパウンドを叩き込むとレフェリーは即座にストップ。“スーパーボーイ”ドゥホがUFC参戦以来3連続TKO勝ちを収めた。

 ドゥホはマイクを向けられると、「川尻(達也)がカブ・スワンソンと戦うけれど、僕もスワンソンと戦いたい」とアピールした。


 

▼TUF23ライトヘビー級トーナメント決勝戦 5分3R
○アンドリュー・サンチェス(アメリカ)
判定3-0 ※30-25、30-25、30-26
●カリル・ラウンツリー(アメリカ)

 サンチェスはメインに登場するヨアナの指導を受け、ラウンツリーはクラウジアの指導を受けてトーナメントを勝ち上がり、ここまでたどり着いた。

 1R、サンチェスがタックルでテイクダウン。立ち上がるラウンツリーだが、離さないサンチェスがすぐにテイクダウンする。抑え込んでパンチを打つサンチェス。残り40秒でようやく立ち上がったラウンツリーだが、すぐにテイクダウンを奪われた。

 2R、サンチェスのワンツーに対してラウンツリーが左フック。サンチェスは組み付くと、堪えるラツウンツリーのバックを奪ってテイクダウン。サンチェスは顔面にパンチを入れながらバックを狙う。殴り続けたサンチェスが圧倒してラウンドを終えた。

 3R開始1分半、サンチェスがまたもタックルでテイクダウン。抑え込みながらパンチを打つ。バックを奪うとスリーパーを狙いながらパンチも打つサンチェス。ラウンツリーはサンチェスのレスリングテクニックの前に全く為す術なく、サンチェスが完勝で優勝を収めた。

 サンチェスは15回もテイクダウンしたことを告げられると、「相手が打撃の選手だと知っていたのでテイクダウンしてバックを奪いに行ったんだ」と語った。

●次ページはTUF23女子ストロー級トーナメント決勝戦

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