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【J-NETWORK】美しき女王対決は谷山に軍配、陣内は3度目の正直ならず

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2016/07/31(日)UP

首相撲からのヒザ蹴りで主導権を握った中村(左)

▼第6試合 J-NETWORK 2016 ライトヘビー級新人王トーナメント 1回戦 サバイバルマッチ1 ※肘なし
○中村充利(北斗会館)
判定3-0 ※30-27、30-27、30-28
●西山鋼(芦原会館東京本部西山道場/第5回極真CUP全日本空手道選手権大会 無差別級優勝)

 空手仕込みの蹴り技を主体に攻める西山は、後ろ廻し蹴りや胴廻し回転蹴りを繰り出す。対する中村は接近戦に持ち込み、首相撲からヒザを連発。さらに左右のフックを連続でヒットさせ、西山をぐらつかせる。気持ちの切れない西山もパンチで前に出るが、中村は再び首相撲からヒザ連打、西山を突き放してハイキックを浴びせる。終始試合のペースを握った中村の判定勝利となった。


強烈なミドルを放つ冨田(右)

▼第5試合 62kg契約 3分3R ※肘あり
△まさきラジャサクレック(ラジャサクレックムエタイジム/J-NETWORKライト級8位)
ドロー ※三者ともに28-28
△冨田健祐(MA・真樹ジムAICHI/MA日本ライト級7位)

 冨田が左右の強烈なミドルで場内に快音を響かせる。まさきをコーナーに追い込むと冨田はパンチ連打からヒジをヒット。左額をカットされたまさきにドクターチェックが入る。これでスイッチが入ったか、まさきは試合再開と同時に猛然と前に出て、強烈な右ハイからヒジ&パンチで冨田からダウンを奪う。しかし、2R以降、盛り返した冨田が再びまさきをコーナーに追い込み、ヒジを連発。まさきはかわしながら右ミドル&ハイで応戦した。判定はドロー。両者痛み分けとなった。


鋭い蹴りからペースを奪い返した遊輝(右)

▼第4試合 53㎏契約 3分3R
○遊輝(ゆうき/モテるジム)
判定2-0 ※29-28、29-28、29-29
●牧野亮佑(まきの・りょうすけ/エレフセリア/元WPMFスーパーフライ級6位、NEXT HEROES CUPスーパーフライ級優勝)

 序盤は牧野が鋭いミドル&ハイでペースを握るが、遊輝は落ち着いてさばきながら左右のミドルを返す。3Rに入り、牧野に疲れが見え始めると、遊輝は前蹴りからパンチにつなぎ攻勢をかけた。判定はジャッジ2人が遊輝を支持。遊輝がJ-NETWORKでの初陣を勝利で飾った。 

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