【J-NETWORK】美しき女王対決は谷山に軍配、陣内は3度目の正直ならず
J-NETWORK
「J-FIGHT&J-GIRLS 2016 4th」
2016年7月31日 (日) 東京・新宿FACE
▼第11試合 メインイベント 54kg契約 サバイバルマッチ1
○谷山佳菜子(正道会館総本部/J-GIRLSバンタム級3位、初代ホーストカップ女子バンタム級王者)
判定3-0 ※29-28、29-28、30-28
●陣内まどか(エスジム/J-GIRLSバンタム級王者、初代WPMF日本女子同級王者)
4年ぶり3度目の対戦を迎えた陣内と谷山。2011年と2012年の対戦ではいずれも谷山が勝利しており、陣内は3度目の正直を狙う。
陣内は得意の右ミドルキックを武器に、10代でJ-GIRLS&WPMF日本王座と二冠王を達成。2014年12月のJ-GIRLSバンタム級タイトルマッチでは、挑戦者・小田巻洋子を相手に大差の判定勝ちで初防衛に成功している。
対する谷山は空手をバックボーンに持ち、2009&2010極真会館『世界女子空手道選手権大会』軽量級優勝。キックでは前蹴りを始めとする空手の足技を武器に、J-GIRLS -53kg Japan Queenトーナメント優勝&初代LEGEND QUEENバンタム級王者などの実績を持つ。今年3月にはホーストカップ女子バンタム級王座も手にした。
1R開始早々、谷山がさっそく左の前蹴りを陣内に浴びせる。陣内は右ミドルを放つタイミングを狙われ、谷山の左ストレート&右フックを続けて被弾。さらに前蹴りからの伸びのある右ストレートをくらい、一瞬ぐらつく。谷山が試合の主導権を握る。
2R、谷山は左の前蹴りから距離を詰めると、左右のワンツーをヒット。劣勢の陣内は右ロー&ミドルで応戦を試みるが、再びパンチを合わされて体が後方へのけ反る。距離を詰めようとする陣内に対し、谷山はボディへの前蹴りで巧みに突き放す。
3R、意地を見せたい陣内はパンチの連打で前に出る。何度か谷山の顔面を捉えるが、大きなダメージには至らない。谷山は左の前蹴りから右ストレート。さらには陣内の蹴りに合わせてワンツーを返し、攻撃の芽を摘み続けた。
判定はジャッジ全員が谷山を指示。谷山が陣内の3度目の挑戦を退けた。試合後にマイクを握った谷山は「今回の試合で女子バンタム級の日本一が決まると思って戦いました。これからは世界の強豪とも戦っていきたいと思います」と今後の目標をアピールした。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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▼第7試合 J-NETWORK 2016 ウェルター級新人王トーナメント 1回戦 サバイバルマッチ1 ※肘なし
○ “ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)
KO 2R 1分25秒 ※左フック
●雑賀弘樹(さいが・ひろき/亀の子道場)
ベイノアは極真空手仕込みの多彩な蹴り技とパワーを武器とする注目の逸材。今年5月にJ-NETWORKでプロデビューを果たすと、岩田俊輔を相手に後ろ蹴りでダウンを奪い、最後は強烈な左ボディブローからの右フックで衝撃的なKO勝利を飾った。対する雑賀はパワフルなパンチとミドルを武器に、J-NETWORKやREBELSなどで試合を重ねる。
1R、雑賀が強烈な左ミドルから前に出ると、 伸びのある左ストレートをベイノアの顔面とボディにヒットさせる。雑賀の勢いに押され気味のベイノアであったが、雑賀の蹴りの打ち終わりからパンチで突進。右ストレートが雑賀のテンプルをとらえ、ダウンを奪う。立ち上がった雑賀に対しパンチで畳みかけるがラウンド終了。
2R、再び雑賀が左ミドルからパンチで前に出ると、ベイノアもパンチで応戦。両者が打ち合う展開に。しかし爆発力で勝るベイノア。雑賀が一瞬ガードを上げたところに側面から強烈な左フックで強襲。これが右顎にクリーンヒットし、雑賀が再び崩れ落ちた。何とか立ち上がるがレフェリーが危険と判断し、試合を止めた。
ベイノアがデビュー戦に続く豪快KOでプロ2連勝。新人王トーナメント決勝戦に駒を進めた。
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