【ムエタイ】日タイ対抗戦は日本が7勝3敗1分の大勝
シンラパ・ムエタイ Vol.11 |
▼第12試合 50㎏契約
○ヒカル・エクシンディコンジムJAPAN(古村光/エクシンディコンジムJAPAN)
TKO 2R
●ウィラユット・チョクサンパオティプトラサポート(タイ)
日本国内よりもムエタイでの強さに迫りたいという古村は、今回が5回目のタイ参戦だ。相手の弱点を見つけてから、一気にローでたたみかけるところなどは、試合慣れしてきた証拠といえるだろう。
相手のウィラユットは背丈も古村を上回り、そのミドルキックも驚異的だったが、古村は初回にコツコツとローキックを当てる。2Rに入り、古村のローキックが効いてきたのか、このままではマズいと思ったか、ウィラユットは接近して肘などを合わせてくるが、古村は相手の打撃にさらにローキックを合わせ、ウィラユットにダメージを負わせる。カウンターのローキックが入ったところで、ウィラユットはたまらずダウン。
立ち上がったが、さらに古村のローが的確にヒットし2回目のダウンでレフェリーが試合をストップ。古村は2RTKO勝利を収めた。
古村は相手の弱点を見つけ、しつこく攻めきれた事が今回の勝因といえるだろう。
▼第11試合 50㎏契約
○レンタ・ウォーワンチヤイ(=松井蓮汰/萬田道場)
判定
●ノンビア・マンプルンロット(タイ)
もうムエタイの距離感というものが身についているであろう松井は今回がタイ4戦目だ。初回は離れた距離から距離からローやミドル、そしてハイキックまで繰り出す。
特にローキックはそのほとんどがノンビアの太ももにヒットし、さらに蹴り込めればKOもできるかというところだったが、2Rに入りノンビアは組んでくる。松井の蹴りを避けて組んでくるのだろう。ここで松井も組んだ距離で応戦する。
ノンビアも逆転を狙いしぶとく膝で応戦してくるが松井の方が一枚上手だった。
両者のヒザ合戦が続く中で、松井は後ろ回転肘打ちなども見せるなど、余裕ぶりをアピール。松井は文句なしの判定勝利を収めた。今回は接近戦でも試合の主導権を握って判定勝ちした事がよかった。タイでの試合数を重ね、さらなる強者に挑んでほしい。
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