【ムエタイ】日タイ対抗戦は日本が7勝3敗1分の大勝
シンラパ・ムエタイ Vol.11 |
▼第6試合 33㎏契約
○アヌワット・シットブンマー(タイ)
判定
●ユウト・エクシンディコンジムJAPAN(=森山侑音/Weedジム)
初回から激しい蹴り合いになる。2Rに入り、ここで打ち勝った方が勝者になると思われたが、両者下がることなく技が交差する。3Rも一進一退の攻防が続き、僅差であったがレフェリーはアヌワットを勝者とした。
森山は試合結果では判定負けとなってしまったが、その度胸と闘志あふれる攻めはタイ陣営を驚かせた。また次回のタイ遠征で、今日の様な鋭い蹴りの数々を披露してほしい。
▼第5試合 47㎏契約
○ユミコ・エクシンディコンジムJAPAN(=田口由美子/萬田道場)
TKO 1R
●ペットサダー・ソープライトン(タイ)
田口は、毎年のこの遠征試合だけでなく、昨年チェンライで行われた女子ムエタイ大会「The Rising Queen Warrior」などにも参戦。ムエタイの魅力に取りつかれている一人だ。
女子といえど凄まじい強打の連打だったが、初回の中盤に田口のパンチ強打に対しペットサダ―がダウン。ペットサダ―は起き上がってこれず、田口の初回KO勝ちとなる。KO勝ちはとても嬉しい事だが、田口としてはもう少し闘いたかっただろう。またタイでの対戦相手を見つけ存分に暴れてほしい。
▼第3試合 46㎏契約
○ショウ・ウォーワンチヤイ(=中村匠/エクシンディコンジムJAPAN)
判定
●ペットスラート・ペットアジャーワイ(タイ)
初回、ペットスラートの「日本人に負けられるか」という気持ちが現れた様な攻めっぷりだったが、中村の闘志も負けてはいなかった。互いに顔面強打を当て合い、KO決着を予感させた。中村は途中、右ローが突破口だと気づくと、ローからパンチを当て試合ペースを握る。試合は終始手を休めなかった中村が判定勝ちを収めた。タイ選手の突進に負けなかった中村の度胸は大したものだった。またパンチだけにこだわらなかったことも勝因といえよう。
Photo&Text=シンラパムエタイ 早田寛
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