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【パンクラス】元プロボクサー三浦が完勝で王座奪取

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2016/10/02(日)UP

組み技だけでなく、打撃戦でも強さを見せたマレガリエ(右)

▼第8試合 フェザー級 5分3R
○ナザレノ・マレガリエ(アルゼンチン/TEAM TAVARES/同級10位)
判定3-0 ※三者ともに30-27
●ガイ・デルモ(アメリカ/GUTSMAN/同級7位) 

 6月大会で元DREAMフェザー級王者・高谷裕之に完勝する衝撃日本デビューを飾った”アルゼンチンの虎”ことマレガリエが2度目の参戦。迎え撃つはフェザー級7位ガイ。 

 1R、ケージ際で組みの攻防からさっそく膠着状態に。中断から再開後は両選手が打撃戦を展開。ガイは右フックをヒットさせるが、マレガリエが強烈な左のボディとフックを叩き込み、ペースを握る。

 2Rも先手先手で打撃をヒットさせるマレガリエ。ガイの左ジャブに合わせて左フック。ガイは右まぶた周辺から出血する。

 3R、劣勢のガイであったが、足を使って距離をとるマレガリエを追いかけ、打ち合いを仕掛ける。しかし、ケージ際でマレガリエの拳を被弾し、ガイがダウン気味に崩れる。倒れたガイにマレガリエはパウンド連打。ガイは何とか組み付いてディフェンス。両選手立ち上がるが、マレガリエは足をはらってガイを倒すと、再びバックからしつこくチョークを狙った。

 終始、主導権を握ったマレガリエが判定勝ち。試合後に腰に手をやり、ベルトを巻く仕草で王座挑戦をアピールした。

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強打と勢いで潤(下)を圧倒したブルックス(上)

▼第7試合 ストロー級 5分3R
○ジャレッド“スパイダー・モンキー”ブルックス(アメリカ/James Lee’s M.A.S.H.fight Team)
KO 2R 1分23秒 ※右ストレート
●潤鎮魂歌 (じゅん・れくいえむ/HARVEST/同級7位) 

 1R、序盤から強打でガンガン前に出るブルックス。潤がタックルに入ったところにブルックスはチョークを仕掛けるがこれは極まらず。再びスタンドの攻防から、ブルックスがケージ際で左右フックを浴びせ、潤をダウン寸前に追い込む。

 すると2R、ブルックスの強烈な右ストレートをまともにくらった潤が、ゆっくりと後ろに倒れ込んだ。ブルックスが追撃のパウンドを放とうとしたところでレフェリーが試合を止めた。

 試合後、興奮冷めやらぬブルックスはマイクを要求。「砂辺はどこだ!今すぐにお前を叩き潰してやる!神部!クソ野郎!」とパンクラス初代ストロー級王者・砂辺光久と第2代ライトフライ級王者・神部健斗との対戦を求めた。さらにリングサイドに神部の姿を見つけると「来いよ!」と挑発。

 たまりかねた神部がリングに入るや否やブルックスが飛びかかり、セコンドやスタッフが制止する一触即発の事態となった。神部はマイクを握ると「日本人をなめんな!」と吠えた。

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●次ページ:第6代修斗世界ライト級王者・田村彰敏が再起戦

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