【J-GIRLS】美しき女王・陣内が打って蹴って圧倒V2
▼第6試合 フェザー級 2分3R
○空手こまち(武心会/J-GIRLSフェザー級2位)
判定3-0 ※30-28、30-27、30-27
●小澤聡子(KREST/J-GIRLSフェザー級5位)
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
8月のJ-NET大会でJ-GIRLSフェザー級3位・未奈を2Rに左ボディブローでKOした空手こまちが、2006年デビューのベテラン選手、小澤と対戦。こまちは攻撃力があり、4勝1敗と勢いに乗っている。対する小澤は粘り強いファイトと打たれ強さが持ち味。
1R、こまちは頭を左右に振りながら前へ出て、顔面とボディにパンチを打ち込んでいく。前蹴りも突き刺し、ほぼ一方的に攻めて初回を終えた。
2Rになると小澤が持ち前の打たれ強さを発揮し、前へ出て距離を潰してパンチとローで攻める。こまちはヒザ蹴りで応戦。
3Rはこまちが再び頭を左右に振りながら前へ出てパンチ勝負。小澤も接近戦でパンチを打ち、乱戦模様に。最後はこまちが左右フックでラッシュを仕掛け、粘った小澤を判定で破った。
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▼第10試合 J-GIRLSピン級王座決定戦 2分5R
○松下えみ(T-KIX GYM/J-GIRLSピン級暫定王者)
判定3-0 ※三者とも49-48
●COMACHI(MSJ/J-GIRLSピン級3位)
※松下が正規王座に。初防衛に成功。
松下は本物の花で作るアクセサリーを販売する会社の代表兼デザイナーという肩書きを持つ“戦う女社長”。昨年5月にTRIBELATEピン級王座、12月に初代Bigbang女子ピン級王座を獲得。続いてJ-GIRLSピン級次期王者挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、三冠王を狙って当時の王者・キラッ☆Chihiroとタイトルマッチを行う予定だったが、Chihiroが諸事情により王座を返上。松下が暫定王者として認定された。
対するCOMACHIは6歳から格闘技を始め、空手とキックを合わせアマチュア100戦以上という戦績を誇り、2013年5月にプロデビューした18歳。ハイキックを得意とすることから“ハイキック小町”と呼ばれ、今年1月にWPMF日本女子ピン級王者、3月にはKOS女子ピン級王者と二冠に輝いている。
両者は2013年10月と2015年4月に対戦しており、結果は1勝1敗とイーブンだ。
1R、松下はパンチ、COMACHIは蹴りの図式。COMACHIはミドル、前蹴りで松下を入らせないが、終盤は松下が距離を詰めて得意のパンチ連打に持ち込む。
2Rも松下が距離を詰めてCOMACHIの蹴りの距離を潰し、パンチを連打していく。特に右のパンチが決まる。蹴りが出せないCOMACHIはパンチで打ち合うが、松下の手数が上回る。
3Rも松下が前へ出て、距離を詰めて細かいパンチを連打。しかし、COMACHIが左右ストレートで距離を取り、再び前蹴りとミドルを蹴る。盛り返したかに見えたCOMACHIだったが、松下が接近してくるとホールディングしてしまいイエローカードが提示される。
4RはCOMACHIが距離をとり、蹴りと左右フック。松下は前へ出るがこのラウンドはあまり手が出ない。
しかし5Rになると松下は再び距離を詰めての細かいパンチを連打。圧力に押されてしまうCOMACHIは下がる。つかみかかるようにして前へ出る松下に押されていく形となり、松下にペースを握られてしまった。
判定はジャッジ三者とも49-48の僅差で松下が勝利。松下はマイクを持つと「COMACHI選手は強くてレベルも高かったので勝てて良かったです。これで堂々とチャンピオンだと言えるので嬉しいです。COMACHI選手はリベンジしたいと思うので、今度は(COMACHIが持つ)WPMFのベルトを懸けてお願いします」と、今度はWPMFタイトル戦で再戦しようとアピールした。
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