【J-GIRLS】美しき女王・陣内が打って蹴って圧倒V2
J-NETWORK
「J-GIRLS 2016~Believe the unbreakable hearts~with J-FIGHT」
2016年12月25日(日)東京・新宿FACE
▼第11試合 J-GIRLSバンタム級タイトルマッチ 2分5R
○陣内まどか(エスジム/J-GIRLSバンタム級王者)
判定3-0 ※50-46、50-46、50-45
●Crusher松川敬子(村澤道場/J-GIRLSバンタム級1位・挑戦者)
※陣内が2度目の防衛に成功。
陣内まどかが、挑戦者にCrusher松川敬子を迎え2度目の防衛戦を行った。
陣内はジュニアで数々のタイトルを獲得し、中学卒業と共にプロデビュー。得意の右ミドルキックを武器に、10代でJ-GIRLS&WPMF日本王座の二冠王を達成した。2014年12月のJ-GIRLSバンタム級タイトルマッチでは、挑戦者・小田巻洋子を相手に大差の判定勝ちで初防衛に成功。その洗練されたビジュアルから“美しき女王”と呼ばれる。
挑戦者の松川はパンチ主体のファイトスタイルで、昨年6月に開催された次期王者挑戦者決定トーナメントを制して挑戦権を手にした。両者は過去2度対戦しており、いずれも陣内が判定勝ちしている。
1Rはローの蹴り合いからスタート。陣内の右ロー、右ミドルが力強く決まる。どっしりと構え、ジリジリと前に出る陣内が圧力をかけていく。
2R、陣内が右ローを徹底的に蹴り、右ローの連打で松川がバランスを崩す。打ち合いに出て左右ストレートもヒットさせ、また右ローと完全にペースを握った。
3R、松川はパンチで打ち合いにいくが、陣内は右ローを蹴り続ける。さらに得意の右ミドルもしっかり当て、その後のパンチもヒット。松川は手詰まり状態に。
4R、松川のパンチに陣内は徹底して右ロー。前蹴りで松川を吹っ飛ばす場面も。松川をコーナーに詰めての連打を浴びせ、陣内が圧倒する。
5R、パンチで勝負を懸ける松川を蹴り飛ばす陣内。終盤には足を止めて両者打ち合い。陣内はハイキックも蹴ってミドル、ローへとつなぐ。密着しようとする松川にはパンチを浴びせ、試合終了。陣内が終始圧倒しての判定勝ちで防衛に成功した。
陣内はマイクを持つと「今月23歳になったばかりで、23歳の試合一発目で必ず勝ちたかったので勝てて良かったです。勢いをつけてまた頑張りたいです」と笑顔で語った。
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▼第9試合 ミニフライ級 2分3R
○寺山日葵(てらやま・ひなた/TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級7位)
KO 1R 1分17秒 ※ヒザ蹴り
●三堀“SMILE”美弥子(Y’ZD GYM/J-GIRLSミニフライ級5位)
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寺山はISKAオリエンタルルール世界バンタム級&RISEバンタム級王者・那須川天心の妹分で、J-GIRLS女子アマチュア賞金ワンデートーナメント優勝などアマチュア時代から好成績を収め、今春高校進学と同時にプロへ転向。蹴りを主体としたテクニシャンタイプであり、デビュー3戦目でJ-GIRLSランカーを破ってランキング入りを果たし、3戦全勝。
ランキング上位の三堀は20戦以上のキャリアを持つベテラン選手で、第2代Krush女子王者KANAや元J-GIRLSミニフライ級王者・紅絹らとも拳を交えている。“ママさんキックボクサー”として知られ、豊富なスタミナと手数が持ち味のパンチ主体のファイター。2011年にプロデビューし、タイで世界タイトルマッチも経験している。
1R、速く鋭い蹴りを繰り出す寺山が右ローと右ミドルで三堀をロープ際に追い詰めると、右ハイキックでダウンを奪う。 さらに三堀をコーナーへ詰めてのパンチ、ヒザ蹴りの連打でダウンを追加。最後はパンチで追い詰めたところへ右ヒザをボディにグサリと突き刺し、鮮やかなKO勝ちを飾った。
プロで初のKO勝ちに、寺山は「クリスマスなのに応援に来てくれた人たちに、KOをプレゼント出来て良かったです」と笑顔を輝かせた。
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