【RISE】ベテラン一輝が直樹の連勝をストップ、メインは急遽中止に
▼第7試合 フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
○佐野貴信(創心會/同級5位)
判定3-0 ※29-28、30-29、30-29
●ヘンリー・セジャス(ボリビア/ブラジリアン・タイ/FIGHT DRAGON王者)
佐野は前回の11月『RISE114』から階級をバンタム級からフェザー級に上げ、強豪の北薗翔大を得意のミドルキックで圧倒して勝利を収めた。今回がフェザー級転向2戦目。
対するセジャスはRISE初参戦。RISEウェルター級王者ダニロ・ザノリニが主宰するブラジリアン・タイ所属の選手でボリビア出身のファイター。ダニロが開催しているイベント『FIGHT DRAGON』のチャンピオンで、17歳からボクシングを学んでいた(現在27歳)。
1R、ヘンリーが伸びのあるジャブ、右ストレートから入り込んでのパンチ連打。佐野も打ち合いに応じ、ミドルを蹴っていくが、ヘンリーのパンチが的確に佐野を捉える。それでも終盤には佐野がローで巻き返した。
2R、佐野は左飛びヒザ蹴りをボディへ突き刺すと、ミドル、ロー、ヒザ蹴りと攻撃を散らして攻勢に転じる。ワンツーをもらう場面もあったが、佐野がペースをつかんだ。
3R、佐野は左フック、ミドルで攻めるがヘンリーも死に物狂いでパンチを打ち返してくる。佐野もパンチで打ち合う場面を作り、ミドルキックやヒザ蹴りをしっかりと蹴って判定勝ち。初の国際戦で勝利を収めた。
▼第6試合 ライト級(-63kg) 3分3R延長1R
○AKINORI(蹴空ジム/ライト級9位、2014年RISING ROOKIES CUPライト級優勝)
延長R 判定3-0 ※三者とも10-9
●藤田雄也(極真会館/同級6位)
※本戦の判定は29-28(藤田)、28-28、28-28
1R、藤田は積極的にロー、ヒザ蹴り、パンチと手数を多く出して攻めていく。押されるAKINORIは距離を詰めてのパンチを放っていくが、蹴りを出したところで藤田のパンチをもらう。勢いにのる藤田は打ち合いの中、右ハイキックでダウンを奪った。
2Rも藤田はパンチ、蹴りを多く放ち、接近するとヒザ蹴りで攻めて離れ際には右ハイキック。しかし、AKINORIも前へ出てパンチを繰り出していく。藤田はやや疲れが見え始め、手数が減る。
3R、パンチで前に出るAKINORIに藤田はクリンチを繰り返してしまう。ガムシャラにパンチで攻めるAKINORIのショートアッパー、フックがヒット。藤田はそれでも下がらないが、手数で大きな差が出て本戦の判定はドロー。
ダウンを奪われるも巻き返しに成功したAKINORIは、延長戦に入っても勢いが衰えず前へ出てパンチで攻める。ショートのアッパー、フック、さらに顔面前蹴りで藤田を仰け反らせ、AKINORIが逆転勝利を収めた。
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