【UFC】KO負け寸前のルイスが豪腕で逆転KO、ヘビー級の怖さ見せる
▼フェザー級 5分3R
○ギャビン・タッカー(カナダ)
判定3-0 ※三者とも30-27
●サム・シシリア(アメリカ)
9勝無敗のタッカーは地元カナダの大歓声に迎えられての入場。2011年にデビューし、UFCには今回が初参戦。シシリアにはブーイングが浴びせられる。
1R、左右に構えを変えながら速い蹴りを上下に散らすタッカー。シシリアは圧力をかけてパンチを繰り出そうとするが、近付くと蹴りで離される。さらに左ストレート、ヒザ蹴りと一方的に攻めるタッカー。
2Rも素早い動きからロー、ミドルを蹴りまくるタッカー。しかし、パンチの比重が増えてくるとシシリアの右フックも当たり始める。
3R、前に出てくるシシリアのパンチを軽快なフットワークでかわしながら、パンチとヒザ蹴りを当てていくタッカー。シシリアは右フックを連発し、組み付いていくがテイクダウンを奪うことは出来ない。残り3分を切ったところで、タッカーが初のタックルでテイクダウン。
無理せずすぐに立ち上がり、前に出てくるシシリアへジャブ、左ストレート。タッカーが左ミドルを連発し、1分近くにわたってフットワークでシシリアのパンチをかわし続けて試合終了。場内は大歓声だ。
タッカーが判定で勝利し、無敗記録を「10」に伸ばした。
▼ミドル級 5分3R
○エリアス・セオドル(カナダ)
判定3-0 ※30-27、29-28、29-28
●セザール・フェレイラ(ブラジル)
フェレイラはビクトー・ベウフォートを師匠に持つTUF Brazilミドル級王者。現在3連勝中。
1R、セオドルのローに右フックを合わせていきなりグラつかせたフェレイラ。その後もフェレイラの蹴りにパンチ、軸足蹴りを合わせていく。前に出て積極的に攻撃を出すのはセオドルだが、フェレイラは軽々とかわしてローを蹴る。両者とも蹴りを多用した。
2R、セオドルの飛びヒザ蹴りをキャッチしたフェレイラがテイクダウン、すぐにバックを奪うがセオドルは向き合って立ち上がる。フェレイラは逃さずテイクダウンするとまたもバックに。反転して向き合ったセオドルがフェレイラを高々と抱え上げてテイクダウンすると、場内からは大歓声。
3Rも蹴りを多用するセオドル。ロー、ミドル、ハイと蹴り分ける。残り1分20秒を切ったところでフェレイラがテイクダウンに成功し、バックを奪う。スリーパーの体勢に入ったがセオドルはこれを凌ぎ、反転して向かい合うとフェレイラを持ち上げてテイクダウンしようとしたが、フェレイラはバランスよく着地して離れた。
両者が手を上げて勝利をアピールしたが、終始攻める姿勢を見せたセオドルの判定勝ちとなった。
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