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【新日本キック】江幡が秘密兵器でKO勝ち、ラジャ再挑戦をアピール

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2017/03/12(日)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

兼子のアッパーを浴びたタークパイは大の字に。兼子がラストファイトをKO勝ちで飾った

▼第7試合 日泰国際戦 59kg契約 3分3R
○兼子ただし(伊原道場本部/日本フェザー級9位)
KO 1R 2分23秒 ※右アッパー
●タークバイ・ペップームムエタイ(タイ)

“ドSトレーナー”としてストレッチジムを経営していることで有名な兼子が、45歳にしてラストマッチを迎えた。

 1R、いきなりヒジで襲い掛かるタークパイに兼子もヒジで応戦。つかみかかってくるタークパイにパンチを見舞い、防戦一方となったところへ右アッパー。これでタークパイをKOし、有終の美を飾った。

「22年間キックボクシングをやってきました。少年院を出てすぐに東京へやってきて、キックボクシングを始めて心を磨いていただきました。そしてストレッチトレーナーとして飛躍させていただいている毎日です。私はそのキックボクシングに恩返しをしたいと思っています。

 恩返しとは引退後に私が活躍すること。政治家を目指したいと思っております。それがキックボクシングへの一番の恩返しと思っております。キックボクシングは殴る蹴るだけの競技ではなく心を磨く人間力を鍛える競技だと思っています。キックボクシング最高」と、兼子はこれから政治家を目指すと宣言し、リングを降りた。


強烈な右ミドルで喜多村(左)を吹っ飛ばしたペッパノム(右)

▼第6試合 日泰国際戦 70kg契約 3分3R
○ペッパノム・ペップームムエタイ(タイ/プーケット県パトンスタジアム・ウェルター級王者)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-29
●喜多村誠(伊原道場新潟支部/前日本ミドル級王者)

 2Rにペッパノムの強烈な右ミドルで転倒を繰り返した喜多村。3Rは逆転を狙ってパンチ、ローを繰り出すが、右ミドルを合わせられ、首相撲に捕まって展開を変えることが出来ず。ペッパノムが強さを見せつけた。


HIROYUKIがイノベーション・ランカーの若月を初回KO

▼第5試合 日本バンタム級 3分3R 
○HIROYUKI(藤本ジム/元日本フライ級チャンピオン、日本バンタム級2位)
TKO 1R 1分04秒 ※右ストレート
●若月勇磨(マイウェイスピリッツ/イノベーション・バンタム級3位)

 1R、若月が蹴りを放って自分の距離を作ろうとしたが、HIROYUKIはその蹴り足をキャッチしての右ストレート。バッタリと倒れた若月はマットに頭を打ち付け、HIROYUKIが圧勝した

 HIROYUKIはマイクを持つと、「早すぎてすいません。そろそろ僕もタイトルマッチやってもいいんじゃないかなと思うんですが、どうですか? ちょっと反応が微妙ですね」と笑った。

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