【UFC】マヌワの強打がまたしても爆発、ボクシング世界王者との対戦表明
▼バンタム級 5分3R
○マルロン・ヴェラ(エクアドル)
TKO 3R 3分50秒 ※パウンド
●ブラッド・ピケット(イギリス)
地元ロンドンの英雄であるピケットが引退試合を迎えた。38歳のピケットはUFC戦績5勝8敗だが、デイナ・ホワイトUFC代表が「見ていて楽しい選手の一人」と太鼓判を押す好ファイター。2010年にはWECで現UFCフライ級無敵の王者デメトリアス・ジョンソンを破ったこともある。
1R、ピケットに組み付いていったヴェラだが、逆にピケットがリフトアップしてのテイクダウンに成功。ヴェラもすぐに立ち上がる。ローを蹴るヴェラにピケットはパンチで前進。右のパンチを当てていく。
2R、ピケットのパンチに対し、ヴェラはヒザ蹴り、左ロー、右ハイで応戦。またもピケットがリフトアップしての豪快テイクダウンを奪い、上からヒジを落とす。ヴェラは何とか立ち上がるも劣勢が続く。
3Rもピケットがパンチで前に出る。ヴェラもジャブとヒザ蹴りで応戦するが、ピケットのパンチでケージ際に追い込まれる。しかし、不用意に前へ出たピケットにヴェラの左ハイがヒット、ピケットは崩れ落ち、すかさずヴェラが追撃の鉄槌を落としたところでレフェリーがストップ。
地元の英雄の敗戦に場内はブーイングに包まれたが、ヴェラは「彼と試合ができて本当に名誉だった。そしてこんな大きな試合をさせてもらえてすごく嬉しい。ピケットは本当にタフな男だ。僕が高校生の頃、今フライ級王者のデメトリアス・ジョンソンを倒しているんだ」とピケットを称えた。
そしてピケットは大歓声を受けながら、「今、いろんな感情が心を駆け巡っているよ。僕に戦う場を与えてくれたUFCには本当に感謝だ。そして今まで支えてくれたファンの皆、大好きだぜ。正直今日の試合は勝っていたと思ったけれど、一発いいのをもらってしまった。試合を止められるくらいなら、完全に息の根を止められるまで戦いたかったが、レフェリーは自分の仕事をしただけだと分かっている」と語った。
▼フェザー級 5分3R
○アーノルド・アレン(イギリス)
判定2-1 ※30-27、30-27、28-29
●マクワン・アミルカーニ(フィンランド)
アレンはUFCで2連勝、アミルカーニも3連勝と連勝で勢いに乗っている両者の激突は、スピーディーなノンストップバトルとなった。
1R、アミルカーニはいきなりの飛び前蹴りを見せる。アミルカーニが胴タックルでテイクダウンし、フロントチョークを仕掛けるがこれは失敗。お互いにテイクダウンを奪い合い、終盤には打ち合いを見せるなど両者止まらない攻防のままラウンド終了。
2R、アミルカーニがテイクダウンし、チョークを仕掛けるがアレンは脱出。上になったアレンはマウントを奪うが、アミルカーニは脱出して立ち上がる。アミルカーニがまたもテイクダウンに行き、アレンはフロントチョークを狙ったが、アミルカーニが上のポジションとなりパウンドを落とした。
3R、テイクダウン狙いのアミルカーニにアレンの左ストレートがヒット。組み付くアミルカーニを投げる。それでもアミルカーニは諦めずテイクダウンし、抵抗するアレンの上のポジションを奪う。ブレイク後はアレンがテイクダウンに成功し、マウントからバックを奪って試合終了。
お互いに動き続けたノンストップの激しいバトルは、判定2-1の僅差でアレンが勝利を収めた。
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