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【Krush】接戦制した新王者・中澤に左右田が挑戦状

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2017/04/02(日)UP

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顔面を血で染めながらも左右フックで積極的に攻める中澤(左)

グッドルーザー
「Krush.75」
2017年4月2日(日)東京・後楽園ホール

▼ダブルメインイベント第2試合(第9試合) 第5代Krush -65kg王座決定トーナメント決勝戦 3分3R・延長1R
○中澤 純(TEAM Aimhigh/元MA日本ウェルター級王者)
判定2-1 ※29-30、29-28、30-29
●小宮由紀博(HEAVY CLASS/RKAウェルター級王者)
※中澤が第5代王座に就く。

 これが58戦目となるデビュー14年目で36歳のベテラン小宮と、これが31戦目で27歳の中澤が王座を争う。小宮はトーナメント優勝歴はあるが意外にもメジャータイトルを獲得したことがなく、中澤はMA日本キックボクシング連盟とイノベーション日本ウェルター級王座に就いており今回勝てば三冠王となる。

 1R、小宮は前に出てくる中澤を蹴りで迎え撃つ。フックを狙う中澤にローとミドル。ロープ伝いに大きく回り込み、中澤のフックをかわしていく。

 2R、小宮は足を止めて何度も右ボディストレートを突き刺す。離れるとロー、ミドル。中澤も強烈な右ローを蹴り返して左右フックにつなげる。中澤のパワフルな突進に小宮は下がり気味で、これがどう判定に影響するか。

 3R、打ち合い、蹴り合いの中で中澤が偶発的なバッティングにより流血。ドクターチェックとなる。再開後、小宮は蹴りを上手く使いながら、中澤が打ち合いに来るとプッシュして下がらせてのロー。

 血で顔面を真っ赤に染めながら左右フックとローで何度も気迫のアタックを仕掛ける中澤。そのアグレッシブさとパンチの多さが評価されたか、判定2-1で勝利を収め、新王者に輝いた。

 中澤はマイクを持つと、「僕は2013年にKrushに初めて出て、僕がその時にKrushのチャンピオンになると言ったらみんなに馬鹿にされました。でも、その時は夢だったかもしれませんが、頑張ってやってきたら目標になりました。今ではKrushは通過点で、これからK-1を目指しててやっていきます」と、次はK-1を目標にすると宣言。

 すると、そこへマスク姿の左右田が現れ、「王座獲得おめでとうございます。僕が今回Krushのリングに上がったのも戦っている理由もK-1のベルトを巻くためです。その近道として、まずは中澤選手が今巻いているベルトを僕がいただきます」とタイトル挑戦をアピール。

 中澤は「やりましょう。僕の方が盛り上げられる自信があります」と、その場で挑戦を受けて立った。


ヘウヘス(左)の左フックが紅絹(右)にヒット。奮闘した紅絹だがヘウヘスの軍門に下った

▼ダブルメインイベント第1試合(第8試合) Krush女子タイトルマッチ -50kg契約 3分3R延長1R
○メロニー・ヘウヘス(オランダ/Mike’s Gym/第3代Krush女子王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●紅絹(NEXT LEVEL渋谷/元J-GIRLSミニフライ級王者/挑戦者)
※ヘウヘスが初防衛に成功。

 1月大会で無敗の王者KANAから2度のダウンを奪い、タイトルを奪取したヘウヘスが早くも初防衛戦を行う。挑戦者はKANAと王座決定戦を争ってKANAをあと一歩まで追い詰めた紅絹。

 1R、紅絹は持ち前の機動力を生かして動き回り、追ってくるヘウヘスのパンチをかわして右フックを打ち込む。ヘウヘスは「ハッ!」と声を発しながらワンツー、ハイキックを放つがなかなかヒットを奪えない。

 2Rは一転して足を止めた紅絹が距離を詰めてパンチを打ち込んでいく。ヘウヘスのパンチを掻い潜るようにして左右フック。終盤になるとヘウヘスが紅絹をミドルで迎え撃つ。打ち合いになるとリーチで大きく優るヘウヘスのストレートがヒット。

 3R、ヘウヘスは距離を詰めてパンチの手数を出す。紅絹も打ち合いに応えるが、ヘウヘスはパンチのあとに左右ミドル、ハイキックもフォロー。

 打ち合いになってもリーチの長いヘウヘスのパンチが紅絹を先に捉え、紅絹も必死に打ち合う。

 奮闘した紅絹だったが、判定3-0でヘウヘスが勝利。初防衛に成功した。ヘウヘスは「今回も勝つことが出来ました。皆さんに感謝を述べたい。また早く日本に戻って来たい」と、次の防衛戦に意欲を示した。

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