【ラウェイ】ミャンマー強し、4勝4KO2分で日米に圧勝
▼第1試合 60kg契約 ラウェイ公式ルール 3分4R判定なし
〇サ・ライ・チャン・メェイ・コー(ミャンマー)
TKO 3R 2分09秒 ※ドクターストップ
●BAKI(SHIROI DREAM BOX)
ラウェイ界で一番名前が長い男と紹介されたコーは16戦13勝無敗の戦績を誇る22歳の戦士。対するBAKIは自ら参戦の応募をしてきたという29歳。
1R、コーは右ローとワンツーを繰り返し、BAKIは時折、飛び込んでの左右フックを見せる。コーは蹴り足をキャッチされるとすかさず頭突き。打撃で劣勢のBAKIは何度も組み付き倒す。
2R、左フックをヒットさせるBAKIだが、1Rと変わらずコーが右ローとワンツーを主体として攻撃。顔面まで伸びてくるヒザ蹴り、ヒジ打ちも繰り出す。
3R、コーのストレートのワンツーに対して、BAKIは左右フックで対抗するが、リーチの長いコーのパンチがヒットする。BAKIが組み付くと頭突き、ヒザ蹴り。BAKIは左目上をカットして大流血に追い込まれ、2度目のドクターチェックでストップがかかった。
▼第7試合 80kg契約 ラウェイ公式ルール 3分5R判定なし
△デーブ・レダック(カナダ/ムエタイ/ラウェイ無差別級世界王者)
ドロー ※時間切れ
△アデム・フェニックスジム(オーストラリア/ムエタイ)
2月大会に初来日してKO勝ちを飾ったレダックが再来日。レダックは“ラウェイ最強の男”“ラウェイの英雄”と呼ばれるトゥン・トゥン・ミン(43勝1敗11分)と昨年12月11日にミャンマーで対戦し、KO勝利してミャンマーラウェイ無差別級世界王者となった、現在“ラウェイ最強”の座に君臨する男。その戦績は39勝11敗2分と伝えられたが、39勝1敗2分であったと場内アナウンスで訂正された。
対するアデムは昨年10月の第1弾大会でそのトゥン・トゥン・ミンと対戦。勝利寸前まで追い詰めたが、逆転KO負けを喫した。
1R、前蹴りを多用するレダックは、アデムのミドルキックをキャッチしての右ストレートで早々とダウンを奪う。以後は落ち着いた試合運び。終盤にも右フックからの左フックでダウンを追加した。
2R、単発に終わらず間断なく攻撃を繰り出すレダック。蹴り足をキャッチしての右ストレートでまたもダウンを追加。組むと頭突きを繰り出し、離れると前蹴りとパンチ。右の連打、ヒザ蹴り、そして右ヒジとアデムを圧倒する。
3R、ストレートを出すアデムだが、レダックは手を伸ばし、前蹴りでパンチを当てさせない。アデムは中盤に左フックをヒットさせるが、終盤になるとレダックがパンチとヒジで前へ出て組み付いての頭突き。
4R、レダックは前蹴りに加えてミドル、ハイキックも放つ。アデムはローで応戦。お互いにミドルを当て合うが、その後のパンチはレダックの方がヒット数が多い。
5R、左ストレートを積極的に繰り出すアデムだが、やはりヒットを奪うのはレダックの方。終盤にはヒジ、ヒザのラッシでアデムを追い込み、さらにパンチの連打。アデムも打ち合い、レダックは組み付くと頭突き。
フルラウンドを戦い抜いた両者に拍手が送られる。ルールにより、勝敗はつかずドローとなった。
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