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【パンクラス】石渡が最強挑戦者との激闘制し5度目の防衛に成功

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2017/05/28(日)UP

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2R、パンチでダウンした石川にパウンドを入れる富樫

▼第2試合 ライト級 5分3R
〇冨樫健一郎(パラエストラ広島/パンクラス・ライト級6位)
判定2-1
●石川英司(GRABAKA/パンクラス・ライト級7位)

 プロ53戦(28勝22敗)の大ベテラン、石川が出場。2月に名古屋で行われた格闘技大会『HEAT』でオク・レユンに敗れている石川は、なんと「負けたらファイトマネー無し」という過酷な条件を自ら希望し、背水の陣でこの一戦に臨んだ。

 相手はパンクラス・ライト級6位の富樫。ここ6戦で5勝しており、前回は昨年11月の『PANCRASE 282』でヤマモト・ショーヘイに2-1で判定勝ちしているほか、一昨年末には、元UFCファイターのウィル・チョープにも勝利している。柔術黒帯の選手である。

 試合では、サウスポーの富樫が、右ジャブを突きながらフットワークを使って距離を取って戦う。石川はミドルキックやパンチを出しながら、なんとか組みついてテイクダウンを狙いたいが、富樫のジャブがうまく、なかなか組みつけない。また、組みついても富樫の腰が重く、簡単にテイクダウン出来ない。

 2Rには、富樫がパンチで石川をダウンさせ、パウンドを入れるシーンもあった。しかし石川は、なんとか耐える。

 3R、石川は再三タックルを狙う。富樫はジャブを突きつつフットワークを使い、石川はなかなかグラウンドに持ち込めない。後半、ようやく組みついてテイクダウンを狙う石川。両者はマットに座った形になり、頭をくっつけるように密着して殴り合った。やや往年のPRIDEでの高山善廣vsドン・フライを思い出させる展開だった。

 結果は2-1の判定で富樫が勝利。負けてノーギャラとなった石川だが、むしろスッキリした表情で富樫に握手を求めた。


 

▼第4試合 フライ級 5分3R
〇若松佑弥(TRIBE TOKYO M.M.A/パンクラス・フライ級6位)
KO 2R 2分27秒 ※左フック
●古間木崇宏(パラエストラ八王子/パンクラス・フライ級9位)

▼第3試合 バンタム級 5分3R
〇佐久間健太(パラエストラ柏/パンクラス・バンタム級5位)
判定2-1
●福島秀和(BL0WS/パンクラス・バンタム級6位)

▼第1試合 ストロー級 3分3R
〇前山哲平 (AACC)
判定3-0
●江泉卓哉(総合格闘技道場 武門會/パンクラス・ストロー級5位)

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