【BOUT】TOMONORI、ISKA世界タイトルを獲得
▼第5試合 BOUT kickboxingルール 65kg契約 3分3R ※ヒジあり
○パッカシット・ウィラサクレック(タイ/WSR札幌)
判定3-0
●久保雅哉(PHONEX)
ムエタイルールだけではなく、MMAにも緒戦するWSR札幌の門番パッカシットが登場。PHOENIXの久保を迎え撃った。今年4月、久保はMAのリングで大阪在住のタイ人に破れている。行かなければいけない時に動けず、手痛い黒星を喫してしまったのだ。その反省を糧に久保は1Rから相手に合わさず自分からどんどん攻撃を仕掛けていく。ペースを乱されかけたパッカシットはまるで合気道の達人のような鮮やかな軸足払いで立て続けにスリップダウンを奪い、久保の好きなようにはさせない。
勝負が動いたのは2R。接近戦を挑んできた久保に対してパッカシットはカウンターのヒザ蹴り。さらに右ヒジ打ちでムエタイの洗礼を浴びせる。そうした最中、このタイ人のショートの右ヒジが久保の顔面をとらえると久保は白目を向いてダウンを喫してしまった。
その後必死に追い上げをはかる久保だったが、パッカシットはこれを3Rには6度に渡る軸足払いで止め、3-0の判定勝ちを飾った。
▼第4試合 RISE公式戦 54kg契約 3分3R
○拓也(蹴空ジム/RISHING ROOKIES CUP 2016バンタム級優勝)
判定3-0
●亜月(秀晃道場/シュートボクシング日本スーパーバンタム級7位)
22歳vs19歳。BOUTvsシュートボクシングのホープ対決はBOUTの拓也が制した。自分の試合が終えたばかりの未奈から「秀晃道場は強いんだぞ」とゲキを飛ばされた亜月は不気味な笑みからローを繰り出したかと思えば、タイミングのいい前蹴りで拓也のアゴを再三上げる。
余裕とセンスを感じさせる攻撃だったが、拓也も怯まない。後半になるとワンツーや得意のボディフックで盛り返す。
2Rもシーソーゲームが続いたが、中盤から亜月の動きに疲れが見え始め、ロープを背負う展開が多くなってきた。拓也に右フックをヒットされると、マウスピースが落ちる。チャンスとばかりに拓也は右のカウンターのヒザ蹴りで追い打ちをかけた。
続く3R、セコンドに就いた未奈の「やられたらやり返せ」というゲキも虚しく、拓也に連打を決められると亜月は相手に背中を見せてしまい、スタンディングダウンを宣告された。判定は文句なしに3-0で拓也。今年に入ってから拓也は連敗中だったが、ようやく息を吹き返した。
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