【Krush】大将・卜部弘嵩もジュンフェンに敗れ対抗戦は中国勝利
グッドルーザー
「Krush.77 ~日本 vs 中国・6対6全面対抗戦~」
2017年7月16日(日)東京・後楽園ホール
▼第8試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦・第6試合 -60kg Fight 3分3R延長1R
〇ジェン・ジュンフェン(中国/大東翔クラブ)
判定2-0 ※30-29、29-29、29-28
●卜部弘嵩(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
日本チームから大将戦に出場する卜部は今年2月のK-1で大雅に敗れ、K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトル初防衛に失敗し、今回が復帰戦となる。
対するジュンフェンは立ち技の北京武状元60kg級トーナメント優勝のほか、MMA(総合格闘技)ルールの西安究極格闘60kg級トーナメント優勝の実績を持つ。戦績は20勝(7KO)6敗。
1R、ジュンフェンがサイドキックとワンツー、卜部は右ローを多用。ジュンフェンは踏み込んでパンチを繰り出していく。距離の長い攻撃に卜部は近付きづらそうだ。
2Rも踏み込んでワンツーを放つジュンフェン。左ローで卜部の体勢を崩す。卜部は右ローをしっかり当てていく。しかし、踏み込み鋭いジュンフェンの右ストレートで卜部の両ヒザがガクッと折れる。
3R、卜部が右ローを蹴って前へ出る。だが、パンチが当たらない。逆にジュンフェンは右ストレート、左右フックをヒットさせる。ジュンフェンは右ロー、左ハイで卜部の体勢を崩す。しかし残り20秒で卜部の右のパンチが連続ヒットし、ジュンフェンは防戦一方に。
判定はジャッジ1名がドローだったが、2名はジュンフェンを支持。卜部の追い上げはならず、ジュンフェンのこの勝利で対抗戦は4勝2敗で中国チームが勝ち越し。ジュンフェンは「またチャンスがあればぜひ日本に来て試合がしたい」とマイクで語った。
そして、中国チームを率いる『GLORY OF HEROES』創設者のチェンドン氏は、「今日の試合はエキサイティングでした。日本は格闘技がとても強い国です。毎年このような交流が出来ることを望んでいます。経済交流、格闘技交流が日中で出来ればと思います」とスピーチした。
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▼第7試合 日本vs中国・6対6全面対抗戦・第5試合 -66kg Fight 3分3R延長1R
〇チュー・ジェンリャン(中国/大東翔クラブ)
判定3-0 ※三者とも30-26
●小宮由紀博(HEAVY CLASS)
“中国・中量級最強の男”との呼び声も高いジェンリャンを、これが59戦目となるベテラン小宮が迎え撃った。
1R、ジェンリャンが左右に動きながら後ろ蹴り、後ろ回し蹴りを放つ。小宮は右ボディストレートで対抗。残り数秒でジェンリャンが後ろ回し蹴りをクリーンヒットさせてダウンを奪う。
2R、ジェンリャンは右ストレートからの右ハイ。小宮は肩口で受けるが、印象が悪い。パンチで前に出るジェンリャンに小宮は右ローを蹴るが、前に出るジェンリャンに押され気味。
3R、ジェンリャンはワンツー、左右フック、バックハンドブローなどで先手を取り、小宮も右ストレートを打ちにいくが両者クリンチが多くなる。最後までジェンリャンがテンポよく攻め、判定勝ちを収めた。
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