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【ボクシング】リーゼントボクサー和氣が復活TKO勝ち、36歳大竹もTKO勝利しOPBF初防衛

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2017/07/19(水)UP

大竹(左)が的確なパンチで臼井(右)にダメージを与え続けた

▼第6試合 OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ 3分12R
〇大竹秀典(金子ジム/OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者)
TKO 10R 3分04秒 ※セコンドからのタオル投入
●臼井欽士郎(横浜光ジム/OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級14位・挑戦者)

 36歳の王者・大竹が37歳の挑戦者・臼井を迎え撃った初防衛戦。

 両者の大応援団が大いに盛り上がる中、1Rから打ち合いを繰り広げた。ショートの距離で左右フックとボディを打ち合い、離れるとフルスイングのフックを繰り出す。

 大竹はジャブを突いて前に出ると、左右ボディから左フック。臼井も同じようなパンチを返していくが、手数は大竹の方が多く、特に右ストレートのヒットが目立つ。

 接近戦での打ち合いが続き、8Rには両者リング中央で意地の張り合いのように右フックを打ち合う。それでも大竹の多彩な攻撃が目立つ。

 10Rになると手数の差はさらに明らかとなり、大竹が左右ボディブロー、右ストレート、右アッパーで臼井を防戦一方にさせる。コーナーへ追い詰めて連打を浴びせ、臼井はダウン寸前に。

 最後はボディ攻撃で臼井の体が丸まったところで右の打ち下ろしのストレート。これで精根尽き果てたかのように臼井が両膝をマットに着く。そこで臼井のセコンドからタオルが投入され、大竹のTKO勝ちとなった。大竹は初防衛に成功。

 試合後には、10月13日に対戦が決まった指名挑戦者のWBCユース・バンタム級王者・丸田陽七太(まるた・ひなた/森岡ボクシングジム)がリングに上がり、次回の対戦をアピールした。

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