【ボクシング】久保、9回TKO負けで王座陥落、ローマンが新王座に
中谷正義はTKO勝利で8度目の防衛に成功WBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチ
東洋太平洋ライト級タイトルマッチ(2P目)
2017年9月3日(日)島津アリーナ京都
▼東洋太平洋ライト級タイトルマッチ12回戦
◯中谷正義(28=井岡/王者)
TKO 4R 1分24秒 レフェリーストップ
●ライアン・セルモナ(29=フィリピン/同級1位)
OPBF東洋太平洋ライト級王者の中谷正義が、同級1位のライアン・セルモナ(フィリピン)を相手に8度目防衛戦を行った。182cmの中谷に対し身長では20cm低いセルモナだったが、パワフルな左が持ち味でフィリピンのライト級王者となって日本に乗り込んできた。
中谷はリーチある右を中心に試合を組み立てる。2R、中谷の右がクリーンヒットしセルモナがのけぞるが、3Rにセルモナが前に出てパワーのあるパンチで中谷に攻め込み中谷は様子を見ていたが、終盤、中谷の右ストレートでセルモナがダウン。更にコナーに追い詰めパンチのラッシュで終了間際に2度目のダウンを奪う。
4R、中谷の右ストレートから左ボディでセルモナは動きが止まり、右を何度もヒットさせ最後は左右のフックの連打でセルモナが3度目のダウン。カウント中にセルモナが続行不能の意思表示をしたため、試合終了。中谷が8度目の防衛で歴代最多記録に並んだ。
「練習したことが形になりました。これからも世界目指していきます」と中谷は試合後に世界戦をアピール。現在、日本人のライト級世界王者が不在なだけに、28歳という中谷の年齢からも、近い将来、世界タイトルへの挑戦が期待される。
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