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【パンクラス】赤沢圧勝も計量オーバーで無効試合

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2017/10/22(日)UP

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上からヒジを落とし中村をTKOした赤沢だが、計量オーバーで失格のため無効試合に

パンクラス
「PANCRASE札幌大会」
2017年10月22日(日)北海道・コンカリーニョ

▼第5試合 メインイベント ウェルター級 5分3R
―赤沢幸典(Tristar Gym)
ノーコンテスト
―中村勇太(T-REX JIUJITSH ACADEMY)
※赤沢が計量オーバーのため

 赤沢は2015年12月に開催されたパンクラス札幌大会(vsチエ・ガンジュ=1R33秒で赤沢がKO勝ち)以来の地元凱旋であり、現在はカナダ・モントリオールに在住して元UFC王者のGSPことジュルジュ・サンピエールを始めとする強豪選手たちとのトレーニングに励んでいる。

 メインを任された赤沢だったが、水抜きに失敗して1.5kgオーバーで計量失格。ただ、試合の方は中村が承諾したため、試合開始直前には「中村が勝利した場合のみ公式記録として残り、引き分けあるいは赤沢が勝利した場合にはノーコンテスト」となる旨が場内に告げられた。

 試合は赤沢のワンサイド。1R2分過ぎ、ガードをとろうとする中村に対して強烈なパウンドとヒジの雨あられ。中村の動きが止まったところで、レフェリーは試合を止めた。公式記録はノーコンテストとなったが、赤沢は試合を受けてくれた中村に感謝の気持ちを表した。

「試合を受けてくれたので、敬意を払わなければいけないと思いました」

 中村は柔術の黒帯だが、赤沢は負ける気はしなかったと言い切った。「今回は(所属するカナダのツイスタージムで)GSPら世界の名だたるグラップラーたちと練習していたので」

 さらにGSPがBJペンと戦った時に発した台詞を胸に赤沢はケージの中に入った。「相手が柔術の黒帯だからといって怖がっていたらやられてしまう。テイクダウンして殴れば、相手は白帯になる」

 内容そのものは迫力があったが、勝ち名乗りのないメインは締まらなかった。次戦では名誉挽回なるか。


強烈なパウンドを連打してTKO勝ちした後藤。中央でも活躍なるか

▼第3試合 フライ級 3分3R
〇後藤丈治(P’s Lab札幌)
TKO 3R 1分30秒 ※レフェリーストップ
●桑原 悠(PUREBRED)

 試合開始前からやる気満々の両者。アマチュア時代には堀口恭司と戦ったこともある桑原は再三組みに行くが、そのつど″北海道の次期エース″としての期待の大きい後藤は相手のコンタクトを切って距離を保つ。1R終了間際、後藤がパンチの連打を浴びせると、桑原は防戦一方に。

 2R、後藤はヒザ蹴りを効かせ、さらに右ストレートやインローで追い打ちをかける。桑原は組み付いての攻防を狙うが、後藤は相手の突進を切って打撃戦へ。終了間際には再び連打をまとめて浴びせた。

 3Rになっても、試合の流れは変わらない。最後は後藤が右ストレートでダウンを奪うと、強烈なパウンドを連打してレフェリーストップを呼び込んだ。試合後、後藤はタイで行った練習が活きたことを明かした。

「タイのランバー(ソムデートM16)のジムに行って、相手のタックルを切る練習ばかりしてきました。これからはMMAに集中したい」

 現在、後藤は北海道大学3年生。12月10日開催のパンクラス最後のディファ有明大会の出場も決定した中井祐樹の後輩はフライ級戦線の台風の目となるか。

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