【ONE】のび太がプロ初黒星で王座陥落
▼ストロー級 5分3R
○渋谷莉孔(32=グレイシー・テクニックス)
一本 1R 2分30秒 ※ギロチンチョーク
●デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(39=タイ/元ONEストロー級王者)
渋谷はアウトサイダーで試合を重ねた後にHEATを経て、2015年3月からONEに参戦を果たした。長期療養から約1年半ぶりの復帰となった今年8月のジアーニ・スッバ戦で敗れ、ONEでの戦績は2勝2敗に。今回はフライ級からストロー級に階級を下げての再起戦となる。
対するデェダムロンはムエタイで元ルンピニースタジアム認定ミニフライ級&ライトフライ級王者の実績を持ち、2014年6月にONEでMMAプロデビュー。5戦目で無敗のままストロー級王座に獲得した。だが、昨年5月の初防衛戦でのび太に敗れ王座陥落。再起戦でも黒星を喫して初の連敗となったが、その後は2戦連続KO勝ちで復活を遂げた。
1R、渋谷はサウスポーの構えから積極的に左右インローを蹴り、デェダムロンの右ハイ強襲も落ち着いてかわす。デェダムロンの右ミドルをキャッチした渋谷は、いったん手を離して直後にタックルでテイクダウンに成功。
デェダムロンがハーフガードの状態からケージを背負って一気に立ち上がろうとしたところで、渋谷はチョークに捕らえる。しばらく堪え続けたデェダムロンだが、渋谷がさらに絞め上げると最後はタップした。渋谷がストロー級初戦で元王者から値千金の一本勝ちを収め、再起を飾った。
▼フェザー級 5分3R
○クリスチャン・リー(19=シンガポール)
TKO 1R 3分20秒 ※レフェリーストップ
●朴 光哲(40=KRAZY BEE/元修斗環太平洋ウェルター級王者、元ONEライト級王者)
朴は2001年11月に修斗でプロデビューし、26勝11敗2分の戦績を持つ大ベテラン。2005年9月に修斗環太平洋ウェルター級王座に就き、2012年10月にはONE初参戦でライト級王座を獲得した実績を持つ。現在2連勝中。
対するリーは2015年12月にONEでプロデビューした団体生え抜きの若手筆頭ファイター。戦績は7勝1敗で、唯一の黒星は昨年8月に現ONEライト級&フェザー級の二階級覇者マーチン・ヌグエンに喫したものだ。
1R、リーがパンチのフェイントからタックル。背中を許した朴だが、リーがバックマウントを狙ったところで巧くスクランブルに持ち込み立ち上がる。組みの攻防から両者はいったん離れるが、朴は間合いを詰めて左フックを振るったところで、リーの左フックカウンターを被弾しダウン。リーは4点ポジションからヒザ蹴りを突き刺す。
しかし、ここで畳み掛けずにいったん離れるリー。スタンド戦に戻ったところでリーは再びタックルを仕掛け、今度は朴を抱え上げて豪快な裏投げ。マットに叩き付けられた朴はリーの鉄槌も被弾してぐったりと動かなくなり、レフェリーがすぐに試合を止めた。
PHOTOS(C)ONE Championship
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