【HEAT】サンスが藤田和之を1Rでマットに沈める
HEAT事務局/志村道場/日本拳法 全国連盟 中部日本本部 同心会館
「HEAT 41」
2017年12月23日(土・祝)愛知県武道館第一競技場
▼ファイナル MMA HEAT総合ルール ヘビー級ワンマッチ 5分3R
○イ・サンス(34=韓国/HEAT総合ルール ヘビー級王者)
TKO 1R 3分59秒 ※レフェリーストップ=パウンド連打
●藤田和之(47=TEAM FUJITA)
プロレスラーの藤田は2016年9月、『RIZIN』の無差別級トーナメントに出場し、1回戦でバルトに敗れ引退をほのめかしていたが、現役続行を決意。今回の試合に先駆けて11月に中国で開催された『ROAD FC 044』ではアオルコロに1RTKO負けを喫している。
対するサンスは身長181cm、体重89.81kgのヘビー級ファイターで、2004年11月デビューのベテラン選手。2006年にDEEPへ初来日したのを皮切りに、MARSやHEATなどへ頻繁に来日を繰り返しており、日本人選手との対戦経験も多い。今年7月にHEATへ来日し、ボブ・アームストロングから勝利を収めてHEAT総合ルール ヘビー級王者となった。
1R、距離を取る藤田は右フック、左ジャブを振りながらタックルのフェイント。サンスは右ローを返し、お互いに様子見の展開に。
サンスのパンチがヒットし始め、藤田は前に出られなくなる。組み付くサンスは藤田を金網際に押し込むと、ヒザ蹴りをこつこつ当てる。両者ともに膠着したためにブレイク。
リング中央から再開。サンスは左ジャブをこつこつ当て、強引に前に出る藤田に右ストレート。これで前のめりに倒れた藤田にサンスがパウンドの雨を降らせるとレフェリーがストップした。
▼セミファイナル HEAT総合ルール フライ級ワンマッチ 5分3R
○アザマット・カレフォフ(26=ロシア)
延長R判定2-1 ※9-10、10-9、10-9
●春日井 寒天 たけし(29=HEAT総合ルールフライ級王者/志村道場)
春日井はHEAT総合ルール2階級王者。一方、カレフォフは柔道、サンボ、空道をバックボーンにプロ8戦全勝の選手。
1R、開始から20秒の打ち合いでカレフォフの右アッパーがヒットし春日井は眉間をカット。徐々に出血が多くなりドクターチェック。
再開後、お互いの距離を保ちながら顔面へパンチの応酬。双方のパンチのヒットあるも、春日井の出血が激しくなる。
2Rもパンチの応酬となるが、残り1分でカレフォフがタックルでテイクダウンを奪い、上から眉間の傷口にパウンドを落とす。春日井はガードするも数発被弾。
3R、春日井が、がっぷり四つから足をかけケレホフを倒し得意の背後からのバックチョークに入る。カレフォフは約3分粘り、バックチョークから逃れたが、春日井はすぐにカレフォフを捕まえ、次は相手の首を前から脇の下で絞めるフロントチョークに入る。
しっかり入ったかに思えたが、カレフォフは首を抜きパウンドで反撃。すると春日井は腕十字に行くが間も無く終了のゴング。このラウンドは春日井のペースで進んだが、判定は三者とも0-0でドロー。延長戦に入る。
延長戦では、カレフォフはパンチから5度もタックルを出した。一方、春日井も2度のタックルがあったが切られ、逆に足をかけられ倒される。春日井はフロントチョークの体制に入り極めるチャンスもあったが、すぐに頭を抜かれてしまう。お互い攻め続けたが、積極性では若干カレフォフが上か、判定は2-1でカレフォフが勝利した。
※この試合の速報動画(ノーカット配信)はこちら
[参考]春日井と対戦するカレフォフ のルーツは空道=大道塾だった_MMA PLANET
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