【J-NETWORK】寺山日葵がテクニックで紅絹を超える、MISAKIとの3度目の決着戦へ
J-NETWORK
「SHINING☆STAR with J-FIGHT&J-GIRLS 2018」
2018年2月25日(日)東京・新宿FACE
▼第8試合 J-GIRLSミニフライ級次期王者挑戦者決定戦 サバイバルマッチ1
〇寺山日葵(17=てらやま・ひなた/TEAM TEPPEN/J-GIRLSミニフライ級1位)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-28
●紅絹(33=もみ/NEXT LEVEL渋谷/J-GIRLS同級2位)
※寺山が王座挑戦権を獲得。
紅絹は2006年10月にプロデビューし、キャリア10年を超えるベテランファイター。近年はKrushにも参戦し、タイトル挑戦も果たしている。昨年5月、かつて自分が保持していたタイトルを取り戻すためにトーナメント1回戦で現J-GIRLSミニフライ級王者MISAKIと対戦したが、判定2-1で惜敗した。今回はタイトル奪回を目指す。
対する寺山は“神童”那須川天心を育てた父・那須川弘幸氏が代表をつとめるTEAM TEPPEN所属で、数々のアマチュア大会で好成績を重ねて2016年5月、高校1年生でプロデビュー。“那須川天心の妹分”と呼ばれ無敗の快進撃を続けていたが、王座決定戦で熱戦の末にMISAKIに敗れ7戦目で初黒星を喫した。
両者はこれが初対決。共にタイトル挑戦権、そしてMISAKIへの挑戦権が懸かった一戦となった。
1R、両者は遠い間合い。紅絹が飛び込んでくるところに寺山はミドルキックを合わせに行く。紅絹がパンチを打ってくるとかわしての右ストレート。寺山が距離を支配して巧みに攻撃していく。
2R、寺山はヒザを突き刺して右ストレート、さらに右ハイキックのコンビネーション。紅絹は入り込んでパンチを打とうとするが、寺山が前蹴りとミドルで距離を作ってなかなか当てさせず。逆に寺山が蹴りから右ストレートを打ち込む。
3R、寺山は紅絹の突進をかわし、向かってくると前蹴りで止める。そしてミドルと右ストレートの長い距離の攻撃。アタックを続ける紅絹はボディブローや右フックをヒットさせて意地を見せたが、どうしても単発に終わる。
寺山も至近距離で蹴りを放って紅絹を脅かし、寺山がテクニックを見せての判定で勝利。王者MISAKIへの挑戦権を手にした。
マイクを持った寺山は「紅絹選手は大好きで尊敬しているファイターで試合が出来て嬉しいし、勝てて嬉しいです。紅絹さんの分も頑張ってMISAKI選手にリベンジしてベルトを巻きます」と、号泣しながらのマイクアピール。
するとここで、MISAKIがベルトを持ってリングインし、マイクを持つと「寺山選手とは2回戦って、1回目はドローで2回目にギリギリで勝てた選手なので、もう1回やりたいと言っていたので出来て嬉しいです。でも、このベルトは私が必ず守ります」と、3度目の決着戦でも勝ってベルトは渡さないと宣言した。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
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・無敗の女子高生・寺山破りMISAKIが新王者に(試合動画あり)
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