【ムエローク】レックが韓国三冠王からダウンを奪う圧勝、ダウサイアムはハイキックで戦慄TKO
▼第6試合 WMCライト級国際戦 3分3R
〇キヨソンセン・スカイフライジム(タイ/スカイフライジム/WMCインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王者)
TKO 2R 2分42秒 ※右ヒジによるカット→レフェリーストップ
●ドーク・ジュン・ジャン(韓国)
キヨソンセンは日本を主戦場にし、日本人を相手に無敗を誇るパワフルな攻撃的ファイター。昨年12月のBOMでは1Rわずか1分31秒でKO勝ちし、WMCインターコンチネンタル・スーパーフェザー級王座を獲得した。ジャンは韓国で「サイボーグ」と呼ばれ、テコンドーとムエタイを融合させたスタイルを持つという。
1R、キヨソンセンは相手の様子を見る前蹴りを顔面とボディに放っていく。ジャンはロー、ミドル、パンチを出すがキヨソンセンにディフェンスされる。
2Rになると両者一気にヒートアップ。パンチで前へ出て攻めてくるジャンにキヨソンセンもフックとハイキックで応戦。組み合うと激しいヒジとヒザの打ち合いになり、キヨソンセンが右ヒジでカットに成功。ドクターチェックでストップがかかり、キヨソンセンの圧勝に終わった。
※この試合の速報動画(ノーカット)はこちら
▼セミファイナル2 WMC日本フェザー級王座決定戦 3分5R
〇知花デビット(エイワスポーツジム/元WBC日本バンタム級王者)
判定3-0 ※50-48、49-48、50-47
●テル(尚武会)
※知花が新王座に就く。
テルはジュニア時代からキックボクシングの英才教育を受けて育ち、パンチ&ローで攻める激闘派。対する知花はこれまでWBC日本バンタム級王座、WBCムエタイ日本統一同級王座、INNOVATION同級王座を獲得している三冠王。こちらもパンチとヒジ打ちでアグレッシブに攻めるタイプであり、激闘が予想された。
1R、両者きびきびとしたスピードのある動きからパンチとローを交互に打つ。知花は左ボディブローを命中させ、テルは知花のパンチにヒジを合わせに行く。
2R、強いローを蹴り続けるテルに知花はやや後手に回るが、中盤からジャブを何度もヒットさせてペースを取り戻すと、ボディから顔面へのコンビネーションパンチを放つ。
3R、知花のパンチ連打でロープ際に追い詰められ苦戦を強いられるテル。知花が入ってくるところへ顔面前蹴りを合わせ、さらに首相撲になるとヒザ蹴りと投げで知花を転倒させる。それでも知花の勢いは止まらず、パンチでテルを追い詰める。
4R、勢いに乗る知花がパンチとローで攻め、下がる場面が多いテル。そのまま知花が押し切るかと思われたが、残り30秒のところでテルが打ち合いに出て右ストレートをヒット。知花も打ち合いに応じる。
5R、知花の圧力に下がるテル。知花は顔面とボディにパンチを打ち分けてどんどん前へ出る。テルは蹴り足をキャッチしてコカし、首相撲でのヒザ蹴りに活路を求めるが、知花の勢いを止めることが出来ず。判定で知花が勝利した。
4本目のベルトを巻いた知花は、「KOはとはいきませんでしたが、判定で勝ってベルトを巻くことが出来ました。これからは僕もKNOCK OUTの舞台を目指して日々精進していこうと思います」と、今後の目標にKNOCK OUT参戦を掲げた。
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