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【野良犬祭】藤原あらしがロー地獄でメイン締める

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2018/03/31(土)UP

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藤原(左)がジャブ&ローのコンビネーションでポンチャン(右)を削り続けた

野良犬祭実行委員会
「野良犬祭2~右むけェ左!~」
2018年3月31日(土)東京・新宿FACE

▼第7試合 メインイベント キックボクシング55kg契約 3分5R
○藤原あらし(39=バンゲリングベイ・スピリット/全日本スーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※49-47、48-47、49-47
●ポンチャンOZGYM(タイ/OZジム)

 藤原はかつて“国内軽量級最強”と呼ばれたキャリア81戦の大ベテラン。全日本バンタム級、WPMF世界スーパーバンタム級、ルンピニー・ジャパン・バンタム級など数々のタイトルを獲得した実績を持ち、昨年10月の『野良犬祭』では元ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者シンダムOZGYMに激闘の末、左ミドルで逆転KO勝ちした。
 
 一方、ポンチャンはそのシンダムのチームメイトであり、今回はOZGYM第2の刺客として藤原の首を狙う。

 1R、藤原のローにポンチャンが伸びる左ストレートを合わせる。藤原はポンチャンのパンチによるプレッシャーでロープを背負う場面も。

 2R、藤原はジャブ、ローのコンビネーションを当てていく。ジャブを何度も被弾するポンチャンは1Rのようにパンチを出せない。藤原はインローとアウトローでポンチャンの前足にダメージを与え続ける。
 
 3Rも同じ展開でジャブ、ローを的確にヒットさせる藤原。ポンチャンは足が止まり明らかにローが効いている様子。さらに藤原はミドルも蹴り完全に試合のペースを握った。
 
 4R、藤原のインローでポンチャンが転倒。立ち上がるのに時間が掛かる程のダメージを負っているポンチャンだが、必死にミドルを返す。
 
 5R、ポンチャンが力を振り絞りローを蹴り返す。これに少し効いた素振りを見せた藤原だがパンチ、ミドル、ヒジで応戦する。攻撃を散らし最後はローに繋げるコンビネーションでポンチャンを削り続けた藤原が勝利し、『野良犬祭2』のメインを締めた。


松崎(左)がベテランの凄みを見せた

▼第6試合 キックボクシング 53kg契約 3分5R
○松崎公則(42=STRUGGLE/J-NETWORKスーパーフライ級王者)
判定3-0 ※49-47、49-48、50-47
●雷電裕介(契明ジム/西日本統一バンタム級王者)

 松崎は2009年に34歳でプロデビューしたにも関わらず、2012年4月にはWPMF日本スーパーフライ級王座、2015年3月にはREBELS-MUAYTHAIフライ級王座、そして2016年10月にはREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を獲得して三冠王、二階級制覇を成し遂げた。
 
 しかし直近の2戦では安本晴翔、ダオサヤーム・ノーナクシントーキョーに連敗しており、この試合に再起を懸ける。
 
 1R、雷電が強いパンチでプレッシャーをかける。雷電は飛び込んでくる松崎のボディに右ヒザを合わせるなどのテクニックを見せ試合を優位に進めた。

 2R、雷電が重い左ボディブロー。ボディを狙う雷電に対し松崎は遠い距離からのパンチとミドルを放つ。後退しながらも的確にローを当てていく松崎。
 
 3R、松崎の左ストレートがヒット。続けてミドルを蹴り距離を支配する。松崎は雷電のパンチにインローを合わせて動きを止める。4Rも松崎が徹底して雷電の両足をローで蹴り続けた。
 
 5R、雷電が最後の力を振り絞りパンチのラッシュ。これを凌いだ松崎はミドル、ハイを蹴り込む。パンチと蹴りのコンビネーションで試合を支配した松崎が判定勝利。ベテランの凄みを見せ付けた松崎が連敗を脱出した。

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