【シュートボクシング】海人の快進撃止まらず、不可思をヒジ葬
▼第6試合 SB日本女子ミニマム級(48.0kg) エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○イム・ソヒ(21=韓国/Jungmumun Gym/韓国コンテンダー女子フライ級王者)
判定3-0 ※三者とも29-28
●MIO(22=シーザージム/SB日本女子ミニマム級王者、Energy Fight×SHOOT BOXING2017 48㎏級王者)
現在20連勝中のMIOが、韓国MMA大会『ROAD FC』からの刺客ソヒと対戦した。ソヒは幼少時代から中国武術を学び、多くの武術大会でメダルを獲得。2014年4月、18歳の時にSBに初来日。RENAと対戦したがスタンディング・フロントチョークスリーパーで敗れた。その後、ソヒはMMAにも挑戦し『ROAD FC』期待の新星として注目を集める選手にまで成長している。
ソヒは前日計量をクリアー出来なかったため(560gオーバー)、レッドカード1枚(減点1)からスタート。グローブハンディキャップマッチとなるが、MIOはいずれも拒否したために通常のルールで行われた。
1R、MIOはパンチだけでなく、サイドキック、ローを見せる。打ち合いではソヒの右ストレートがクリーンヒットし、MIOが片ヒザを付く場面も(ダウンとみなされず)。
MIOは投げもトライするが、MMAで鍛えた体幹の強いソヒを投げることは出来ない。
2R、お互いに様子を見合う展開となり、レフェリーがアグレッシブに戦うように促す。MIOが右ストレートを当て反撃に転じ、3Rも打ち合いではソヒとお互いに譲らない攻防。ソヒの右フックをもらうMIOは投げ技を仕掛けるがことごとく潰されて苦戦を強いられる。
終盤にはソヒがスタンディング・フロントチョーク。これがガッチリ決まり、キャッチポイント1がソヒに入ったところで終了のゴング。ジャッジ3者ともにソヒを指示し、MIOの連勝記録は20でストップした。
▼第5試合 70.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R延長無制限R
○北斗拳太郎(27=ボスジムジャパン/SB日本スーパーウェルター級王者)
判定2-0 ※29-29、30-29、30-29
●向柏榮(37=パク・ウィング・ヒョング/香港/SB香港・Bomber Gym/Energy Fight×SHOOT BOXING2017 70kg級王者)
昨年2月に坂本優起を破り王座を獲得した北斗は、今年2月の開幕戦でモンゴルの忍アマラ―と対戦し、延長戦の末に僅差の判定でSBの試合では初黒星。今回が再起戦となる。対する向は坂本を2度破っているSB香港のエース。
1R、パクはアップライトの構えから右ロー、ミドルとムエタイスタイル。
2R、パンチで攻める北斗に、パクは右ミドルを合わせ、距離を詰めてパンチ連打の北斗に組み付いてペースを握らせない。
3R、北斗がプレッシャーをかけ、パクは下がりながら右ミドルを合わせる展開。パクの組み付きで決定打を当てられない北斗だが、アグレッシブに攻め続け判定勝ちした。
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