【シュートボクシング】海人の快進撃止まらず、不可思をヒジ葬
シュートボクシング協会
「SHOOT BOXING 2018 act.2」
2018年4月1日(日)東京・後楽園ホール
▼第8試合 64.0㎏契約 エキスパートクラスルール 3分5R延長無制限R ※ヒジあり
○海人(20=TEAM F.O.D/SB日本スーパーライト級王者)
TKO 4R2分45秒 ※ヒジによるカットでドクターストップ
●不可思(26=クロスポイント吉祥寺/RISEライト級王者)
海人は昨年11月、SB日本スーパーライト級王座決定トーナメントに出場、一回戦で元DEEP☆KICK65kg級王者・憂也、決勝戦でWBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太を下して念願の王座獲得。続く、今年2月にはタイのタップロンを4RKOで下し、SB真のエースとしての実力を大いに見せ付けた。
今回の相手、不可思は長らく日本ライト級戦線でトップに君臨し4つのタイトルを保持。2月にKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王座決定トーナメント1回戦を突破し、6月の準決勝行きが決まっている中、SB参戦となった。
1R、左ジャブ、右ローの不可思に対し、海人も左ロー、右ストレートを返し距離が縮まれば鋭いヒジを狙う。
2Rも、こつこつ右ローの不可思に、海人は一気にラッシュを仕掛け強烈なヒジが不可思のアゴを捕らえる。海人は蹴り足をキャッチしてこかされれば延髄蹴りを即座に出し、右ストレートをクリーンヒットさせるなど徐々に流れを変えていく。
3R、海人は不可思をコーナーに詰めて右ストレート、顔面前蹴り。さらに構えをスイッチすると左ストレートも当てて不可思を追い込む。
不可思が笑みを浮かべながら打ち合いにいくと海人も応じる。ここまではジャッジ2者が海人を指示。
4R、プレッシャーをかける海人は前蹴りを当てながらパンチにつなげ、不可思も左右のロー、右ハイと蹴り技を駆使して対抗。不可思が前に出たところに、海人はヒジを合わせるとカットに成功した。
不可思は額を大きくカットし即座にドクターストップ。不可思を撃破し、これで6連勝となった海人は「シュートボクサーの海人です。日本のトップ選手に絶対に勝たなあかんなと思っていた試合でまたKOできて嬉しく思います。日本のトップは海人じゃなくて、“シュートボクサーの海人”やと覚えていて下さい。これからシュートボクシングを背負うのは俺ですし、世界を獲りにいくのでみんなで一緒に獲りにいきましょう」とマイクアピールした。
▼第7試合 62.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R 延長無制限R
○村田聖明(23=シーザージム/SB日本スーパーフェザー級王者)
KO 1R終了時
●梁傲軒(28=ジョエイ・レウン/香港)
昨年12月のSB香港大会で日本勢との対抗戦を行ったSB香港勢が襲来。SB日本スーパーフェザー級王者・村田が19戦目にして初の国際戦、179cmの長身で28歳のジョエイを迎え撃った。
1R開始と同時にジェエイがパンチ連打を仕掛けると、村田も応戦し右ストレートをクリーンヒット。
これで流れを変えると、パンチ連打から首投げでシュートポイントを奪う。強烈な村田の右ボディで後退したジェエイに、村田はラッシュを仕掛け首相撲からのヒザ連打、最後に右ストレートでKOした。
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