【UFC】トップランカーのトンプソンが最終回まさかのダウン、計量オーバーの新鋭ティルに苦杯
▼セミファイナル ウェルター級 5分3R
○ニール・マグニー(30=アメリカ/UFCフェザー級9位)
TKO 1R 4分32秒
●クレイグ・ホワイト(27=イギリス)
マグニーは2013年2月からUFCに参戦。これまでに元Bellator MMAミドル級王者ヘクター・ロンバード(キューバ)、元UFCウェルター級王者ジョニー・ヘンドリックス(アメリカ)ら強豪を破り、12勝5敗の好成績を残している。昨年12月の『UFC 219』では元UFCウェルター級暫定王者カーロス・コンディット(同)に判定勝ちしており、今回は連勝を狙う。
対するホワイトは今回がUFCデビュー戦。2009年11月にプロデビューし、現在までの戦績は13勝8敗だ。イギリス国内のさまざまな団体で試合を重ね、ここ最近は『Cage Warriors Fighting Championship』で4連勝をマークし、今回のUFC初参戦へとつなげた。いきなりランカーとの対戦となったが、母国の観衆の前で勝利を目指す。
1R、蹴りの交換からホワイトが一気に間合いを詰めて組みつく。マグニーがケージを背負って堪えると、両者はそのまま組みの攻防に。だが、ここでマグニーのヒザ蹴りがホワイトの下腹部に入って試合が中断。ホワイトのダメージ回復のためにインターバルが取られる。
試合が再開されると、マグニーのヒザ蹴りに合わせてすぐに組みつくホワイト。だが、ここもマグニーはしっかりとディフェンスし、ホワイトの背後に回り込みながらの投げでテイクダウンに成功する。すぐにマウントを奪取したマグニーだが、ここは無理をせずに自ら立ち上がって試合は再びスタンドに。
すると、ホワイトは右フックを振るいながら一気に突進してマグニーをケージに押し込む。ここで落ち着いて体勢を入れ替えたマグニーは、ホワイトをケージに押し返し、頭を下げさせてのヒザ蹴り。これを被弾したホワイトは顔をしかめてその場に崩れ落ち、後はマグニーの鉄槌連打で勝負あり。サンドバッグ状態のホワイトを見て、レフェリーが試合を止めた。マグニーが実力差をしっかりと見せ、2連勝を飾った。
▼フェザー級 5分3R
○アーノルド・アレン(イギリス)
一本 2R 2分41秒 ※ギロチンチョーク
●マッズ・バーネル(デンマーク)
▼フェザー級 5分3R
○マクワン・アミルカーニ(クルディスタン)
判定2-1 ※29-28、29-28、27-30
●ジェイソン・ナイト(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
○クラウディオ・シウバ(ブラジル)
一本 1R 4分31秒 ※リアネイキドチョーク
●ノーディン・タレブ(フランス)
▼ミドル級 5分3R
○ダレン・スチュワート(イギリス)
TKO 1R 1分47秒
●エリック・スパイスリー(アメリカ)
▼ミドル級 5分3R
○トム・ブリーズ(イギリス)
KO 1R 3分33秒
●ダニエル・ケリー(オーストラリア)
▼女子バンタム級 5分3R
○リナ・ランズバーグ(スウェーデン/女子バンタム級15位)
判定3-0 ※29-28、30-27、30-27
●ジーナ・マザニー(アメリカ)
▼ウェルター級 5分3R
○カルロ・ペデルソリ(アメリカ)
判定2-1 ※29-28、29-28、28-29
●ブラッドリー・スコット(イギリス)
▼127ポンド契約 5分3R
○ジリアン・ロバートソン(カナダ)
一本 2R 2分05秒 ※リアネイキドチョーク
●モリー・マッキャン(イギリス)
※マッキャンは前日計量で女子フライ規定(115〜125ポンド/約52.2〜56.7kg)をパスできず。試合は127ポンド(約57.6kg)の契約体重に変更して実施。マッキャンは対戦相手のロバートソンに報奨金の20%を支払い、試合当日の現地13時の時点で136ポンド(約61.7kg)を超えることが禁止された。
▼ミドル級 5分3R
○エリアス・セオドル(カナダ)
判定3-0 ※30-27、30-27、29-28
●トレバー・スミス(アメリカ)
▼バンタム級 5分3R
-デビッド・グラント(イギリス)
試合中止
-マニー・バミューデス(アメリカ)
※グラントが試合前日に体調不良に陥り欠場。
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