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【ビッグバン】稲石竜弥がバックハンドブローでダウン奪い二冠王・恭士郎を撃破

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2018/06/04(月)UP

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好試合となった林(左)と丹羽(右)の対戦は、一発一発の重さで優った林に凱歌

▼第9試合 スーパーライト級 3分3R
〇林 健太(K-1ジムSAGAMI-ONO KREST/Bigbangスーパーライト級王者)
判定3-0 ※30-29、30-28、30-29
●丹羽圭介(TEAM KSK/RISEライト級1位)

 林は昨年9月、恭士郎を破ってBigbangスーパーライト級王座に就いた。王者としての第一戦ではゴンナパーに敗れたが、今年2月にはベテランの泰斗をKOしている。

 対する丹羽はRISEでタイトルマッチを経験するなどトップランカーとして活躍。現在は練習環境を変え、那須川天心の父・弘幸さんが会長を務めるTEPPEN GYMやMMAファイターの菊野克紀と練習を積んでいる。

 1R、丹羽がワンツーを先制ヒットさせると林も連打を当て返す。ジャブの突き合いが続き、林が圧力をかけて前に出てパンチで勝負を挑んでいく。丹羽は前蹴りを返す。

 2R、お互いにパンチを当て合う熱戦となるが、一発の重さで林が上回る。丹羽はパンチ一辺倒にならず強い左ミドルや前蹴りも出すが林の前進は止まらない。

 3R、パンチで前に出る林に丹羽は強烈な左右ミドルと前蹴り、林も右ストレートと左フックをヒットさせていく。激しい打ち合いに場内も沸く。しかし、やはり林の一発の強さが丹羽の蹴りのインパクトを上回り、林が判定で熱戦を制した。


良星(左)が試合終了ゴングと同時に右ハイキックでダウンを奪った

▼第8試合 55kg契約 3分3R
〇良星(らすた/平井道場/Bigbangスーパーバンタム級王者)
判定3-0 ※30-26、30-27、30-27
●祐☆トーン・エー(真樹ジムAICHI/MA日本スーパーバンタム級4位)

 良星はスピードのあるアグレッシブファイトを展開するビッグバンの人気者。今回はMA日本キックボクシング連盟のランカーとして活躍した祐を迎え撃った。

 1R、良星はいつも通り元気よく飛び跳ねるような戦いぶり。ハイキック、飛びヒザ蹴りを見せながら、三日月蹴りとパンチでボディを攻めていく。祐は左ミドルと左ストレートで応戦。

 2Rはさらにスピードを上げた良星がパンチと蹴りの波状攻撃。ボディもしっかり攻めていき、祐はヒザ蹴りで対抗するが、良星の右ローをもらって身体が泳ぐ場面が目立った。

 3R、祐が打ち合いに出て激しい攻防に。良星はパンチでボディを攻めながら伸びのある右ストレート、右ローをヒット。祐もヒザ蹴りを決めて荒々しい試合展開に。両者が攻め合う中、試合終了のゴングと同時に良星の右ハイキックがクリーンヒットし、祐はダウン。大差をつけて良星が判定勝ちした。

 マイクを持った良星は引退した先輩への想いを涙ながらに語り、「僕はまだまだ強くなります。今年は他団体、ある団体のある階級のベルトを僕が獲ります」とビッグバン以外の団体でチャンピオンベルトを巻くと宣言した。

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