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【ラウェイ】渡慶次幸平が超過激格闘技の英雄をKO

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2018/06/29(金)UP

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試合レポートと同時にアップする速報動画では、KOシーンはスーパースロー再生。

この左のパンチに右フックを合わせてKOした金子(右)

▼第4試合 67kg契約 3分5R
金子大輝(21=Thut Ti Lethwei Club) 
KO 2R 1分05秒 ※右フック
●ジェ・ジン・ピョー(26=ミャンマー)

 金子は体操選手から総合格闘技へ転向。2016年2月からラウェイに参戦した。外国人としては珍しく、本場ミャンマーの名門ジムで長期に渡りラウェイの修行を積み、2017年12月の『Air KBZゴールデンベルトチャンピオンシップ』でKO勝ち。日本人男子初の同大会王者となった。日本におけるラウェイの第一人者と言っていいだろう。これまで金子は日本では『ZONE』でラウェイ戦を行ってきたが、今回『Lethwei in Japan』に初参戦を果たす。

 対するピョーは1年に一度ラウェイ王者を決める「ゴールドベルト」での優勝経験も持つ強者だ。2016年10月と2018年2月に『Lethwei in Japan』に参戦。前回は蓮實光にTKO勝ちを収めている。戦績は75戦33勝5敗37分。引き分けが多いのはラウェイには判定決着がなく、時間切れは全てドローとなるため。

 1R、金子は左ローでピョーの奥足を攻めつつ、パンチを狙う。金子の突き刺すような左ボディストレートも強烈に決まる。ピョーの左ローに合わせた右フックでダウンさせるが、ピョーがすぐに立ったためノーカウント(ラウェイではボクシングやキックボクシングよりもダウンカウントが始まるのが遅い)。

 金子が自分の腕を叩いて挑発すると、場内は盛り上がる。金子は左フックでも倒すがまたもカウント前にピョーは立ち上がった。しかし、次の右フックでもピョーが倒れ、ようやくダウンカウントが数えられる。立ち上がったところでラウンド終了。

 2Rも金子が左ボディストレートを突き刺し ボディへの左前蹴りでダウンを奪う。ここでピョーのセコンドからタイムが入った(選手もしくはセコンドからの要請で2分間のタイムをとることが出来る=ダウン1回分に相当)。

 再開後もボディを攻める金子。左ボディからの右フックでピョーは前のめりにダウン。何とか立ちあがるも、打ち合いとなって金子の右フックが強烈に決まり、ピョーは吹っ飛ぶようにしてダウン。合計4度のダウンでKOというラウェイのルールに基づき、金子の鮮やかなKO勝ちとなった。

 金子はマイクを持つと、「応援ありがとうございます。たまたま日本という場で勝つことが出来ましたが、ピョー選手はミャンマーでは名の知れたチャンピオンなのでミャンマーでやったら違う結果になったかもしれません。皆さんの応援が力になりました。日本でこうして試合を見せられるようになったのも師匠のおかげです。恩返しはまだまだこれからです。ラウェイを愛しています」と語り、勝利の舞いを踊った。


打たれても前に出続ける気持ちの強さを見せたモー(右)が勝利

▼第3試合 64kg契約 3分5R
〇トゥン・ルイン・モー(19=ミャンマー)
TKO 1R終了時 ※セコンドからのタオル投入
●ファン・チャンファン(22=韓国/ROAD FC:チームフィニッシュ)

強烈な右ストレートをモー(右)の目に当てるチャンファン(左)

 前回、前々回とメインを務めた29戦無敗のモーが今回迎え撃ったのは、2月大会に参戦して福田泰暉を2RでTKOに葬ったチャンファン。韓国のMMAイベント『ROAD FC』からの刺客である。

 1R、チャンファンがパンチとハイキックで前へ出る。飛び二段蹴り、頭突きで突っ込むチャンファン。右ストレートも上手く当て、頭突きやヒザ蹴りも繰り出す。しかしモーは首相撲で組み付くと頭突きとヒザ蹴りの波状攻撃。積極的な攻撃を見せたチャンファンには早くも疲れが見え始めた。

 2Rが始まる直前、チャンファンのセコンドからタオルが投入。チャンファンには右腕骨折の疑いがあるとの説明がされ、モーのTKO勝ちとなった。

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・メインの渡慶次幸平「超過激な試合をすると約束する」

・初参戦の金子大輝「勇気をもってラウェイ道を示す」

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